ポップンのS乱に関する所感

ご挨拶

こんにちは、ぷーたです。

久しぶりにポップンの記事を書きたくなったので書きたいと思います!

今回はS乱に関してです。僕はとりわけS乱が上手いというわけではなく(最高クリアレベルは15 蛇神とZADAMGAのみ)、まだまだ発展途上の身ではあるのですが、色々と考えたことが貯まってきたのでぼちぼち書き連ねていきます。

S乱って何?

まず初めに、そもそもS乱って何ぞや??という前提知識を一応述べておきます。

乱(RANDOM)はノーツが降ってくるレーンがバラバラに入れ替わることによって配置が変化するオプションです。それに対し、S乱(S-RANDOM)は1ノーツごとに何らかの仕組みが作用しバラバラな位置にくることによって配置が変化するオプションです。

完全ランダムゆえなのか、それともそういうプログラムになっているからかは良くわかりませんが、縦連打が発生しやすいのが特徴です。当然無理押しも発生します。

ポップンではS乱の難易度表が作られておりレベル0~19まであります。レベル0はさらにE級~A級と細分化されているようです。自分の適正レベルを見つけてどんどん上のレベルを目指そう!

・・・このくらい知っておけば大丈夫です。より細かいことが知りたかったらwikiなど他のサイトを参照してみて下さい。

練習法としての乱、S乱それぞれの意義

僕もポップン上達したくて乱、S乱を練習に取り入れてきたのですが、そもそもその2つの効果の違いを良くわかっていませんでした。最近ようやくわかってきた気がします。

2つとも様々な譜面パターンを通して譜面認識力を鍛えるというのは共通していますが、鍛えられる力が異なっています(譜面認識力と言っても、S乱は縦連打混じりの発狂の認識を鍛えます。まだできる人は今のところいませんが、トイコンやスクリーンの発狂が完璧に見えて余裕で押せるというのが最終到達点だと私は思います)。

乱は横に広い譜面、左右振りを鍛えることができます。乱はその特性上、3つ以上離れたボタンを16分以上で素早く押していくことが繰り返し要求されます。それによって、ハンドスピードが鍛えられます。

一方で、S乱は片手処理力を鍛えることができます。S乱は縦連打のイメージが強いと思うのですが、縦連打という属性は、片手処理というカテゴリーに内包されています。縦連打を中心にその付近に降ってくる※  ノーツを片手で処理しなければならないので片手で何とかする力が求められるのです。

※本当はこの言い方はあまり良くないと感じています。理由は後述します。

実は階段やトリルも片手処理力が求められます。そのため、S乱で片手処理力を鍛えることで、階段やトリルといった正規譜面に出てくる特有な配置の処理の上達にも繋がることが期待できます。

効果的なS乱練習をするために意識すべきこと

① 脱力する

縦連打を沢山捌かないといけないのでついつい腕に力が入りがちになってしまうのですが、こういう時こそ脱力すべきです。

とはいっても縦連打をしっかり捌くのには力(前腕の筋肉)が必要なのは確かです。縦連打が来ないところでは全力で脱力、縦連打が来たところでは最低限力を入れて(力み過ぎないで)処理する、というのが良いと思います。

常時力み過ぎるとすぐばててしまいますし、汗がヤバくなってしまいます。

画像1

② 横認識を意識する

縦連打という言葉はその名の通り縦にノーツが連なっているのですが、これをなるべく縦に認識しないことが重要です。そもそも"縦連打"という言葉が良くないと思っています(ここまでさんざん使っておきながら)。

横認識するというのはどういうことかと言うと…下の画像を見てください。

2022-03-06 コピー

この配置を縦認識で見ると以下のような捉え方になります。

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一方で、横認識で見ると以下のような捉え方になります。

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"譜面を正確に認識する"ということの理想はいかなる譜面に対しても横認識をすることです(なのでさっき縦連打を中心に云々、という言い方があまり良くないと言った訳です)。

初めのうちはゴミ付き縦連打を横認識で捉えるというのはなかなか難しいと思います。

なので、それに慣れる練習として、めっちゃレベルの低いS乱曲のスコア狙い、パフェ狙いをすることをおすすめします。レベル0のE級、あるいはそれよりも低いレベルを正確に認識できるようになる、その正確に認識できるレベルを底上げしていくという練習がかなり効果的であると私は考えています。

勿論、高難易度のS乱になればなるほど難しくなっていきますし、それらの譜面をいきなり横認識しようとしても訳が分からなくなってしまいます。その時は縦認識でなんとかクリアゲージを残すという練習法で全然構いません。

譜面認識力には以下のような段階があると私は考えています。

縦認識でなんとか押せる、ごまかせる(クリア力、限界の力を伸ばす)→横認識で正確に把握できる(スコア力、地力の底上げをする)

なので、クリアできるかギリギリ or クリアできないレベルの譜面に対しては縦認識で処理できるようになることから始めるべきです。そして、もうクリアは余裕だなと感じるレベルの譜面に対しては横認識でしっかり処理できるようにする練習をすべきです。

私がここで言いたいのは、S乱練習においてもその2つのアプローチを行うのが良い、ということです。

乱、S乱での練習は"クリア力の向上"のみフィーチャーされがちですが、そんなことはないですよ、というのをお伝えしたいです。

③ S乱練習した直後に乱や正規系の譜面を触る

すぐに効果が出るとは限らないのですが、S乱練習の直後に乱や正規系の譜面をやると幾分かやりやすい、押しやすいことが多いように感じます。これを実感することが結構大事なように思います。

「自分、S乱で上手くなってる!」という実感を持てるかどうかはS乱練習のモチベーションに大きく影響します。自分に自信を持ちましょう!

おわりに

いかがでしたでしょうか?

自分の話になってしまい恐縮ですが、最近自分に足りないのが片手処理力だと気付いてから、S乱練習のモチベーションが急上昇してます。あまり根を詰め過ぎず楽しくやっていこうと思っています。

この記事に関する考えや反論などありましたら気軽にコメントして下さい。

また書くことが見つかったら何か記事にしたいです。

ここまで読んで下さりありがとうございました!

ぷーた


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