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inbox noteは他者のノートをマガジンにまとめられるということでそのためのマガジンを作って見ました
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#タスク管理

自分だけのタスク管理のつくり方

本noteでは、自分に合ったタスク管理の手法をつくるステップを考えてみます。 (かなり粗いメモです。後日書き直したい。) STEP1 タスク管理の目的を決める最初はやはり「目的」を決めることからでしょうか。 目的としては、例えば次のようなものが考えられます。 私の場合は、昔は「残業時間を減らしたい」が最重要の目的でしたが、最近は「重要な仕事に時間を割きたい」を重視しています。 STEP2 管理する情報を決める目的を決めたら、管理する情報を決めましょう。 どういう情報が

タスク管理のシンプルな技法:ノーテーション×パターン

このnoteでは、ノーテーション×パターンという観点で、タスク管理の技法をシンプルに整理することを提案します。 タスク管理は、 「仕事が健全な状態を維持できるよう、タスク(やるべきこと)をコントロールすること」 と定義することができます。 「健全な状態」が指す内容は、守りの観点(例:仕事を忘れない、期限に遅れない)、攻めの観点(例:より生産性を高める)、両方ありますが、自身が重視することに当てはめればよいと思います。 私は、「目的を達成するためのタスクが具体的になっており

ダイナミックなタスク管理の鍵

スペインの哲学者であるオルテガ・イ・ガセットは、社会システムをうまく機能させるための仕掛けとしての法律について、こう書いています。 人間は、ダイナミックな法を必要としている。つまり、柔軟で動きのある法、変容(メタモルフォーゼ)の過程にある歴史に連れ添うことのできる法を必要としている。 (1937年. イギリス人のためのエピローグ. 大衆の反逆. 岩波文庫) これは、人間の歴史と法律の関係に限らず、より広い範囲に当てはめられる言葉だと、ぼくは考えています。 たとえば、ぼ

リストと〈ゲートキーバーの法則〉

前回:バベルのタスクリスト 青年 つまり、実行できるタスクとそうでないタスクがあって、そうでないタスクを並べたところで、やる気が湧いてくるわけではないとおっしゃるわけですね。 徹人 もう少し言えば、実行したいと思えるタスクとそうでないタスクがある、というところかな。私たちの目がインクの染みを捉え、それを文字だと認識し、意味内容を汲み取った後で、それを「自分のタスク」だと感じるかどうか。それこそが肝要なんだよ。 青年 自分のタスクとはなんですか。 徹人 言葉通りの意味だ

バベルのタスクリスト

青年 以前おっしゃっていましたよね。リストを作ればたいていの問題は解決すると。 徹人 たしかに、そう言ったね。 青年 でも、僕にはそんなこと全然信じられないんです。先日も、言われた通りにタスクリストを作ったんですが、まったくその通りには進みませんでした。結局、リストが問題を解決するなんて幻想というか、失礼を承知で言えば一時の戯言なのではありませんか。 徹人 君はリストに疑いを持っているわけだ。 青年 ええ、その通りですよ。疑いというよりも、これはもはや不信と呼んでよい