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ゆるっとMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)解説-フェイズ2

ぷらすです。

前回は、「MCUとは何か」と、現在公開中の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(以降「IW」)も含めたMCU19作とはどんな物語なのかをご紹介しました。

今回は、MCUに登場するヒーローや彼らの関係性について、
超ザックリと(←ここ重要)ご紹介していこうと思いますよー。

MCUに登場するヒーローたち

MCUでは、この10年間の間にさまざまなヒーローが登場、脇役的存在も含めると20人以上になりますが、今回は主要メンバーに絞ってご紹介しますよー。

MCUのヒーローたち

初期メンバー(フェイズ1)


アイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)

記念すべきMCU第1作の主人公。
超大金持ちの社長で超天才の化学者。
兵器産業のCEOでしたが「ある事件」をきっかけに、自ら開発した兵器がテロリストにも流れて罪もない人の命を奪っていることにショックを受けて正義に目覚め、自ら開発したパワードスーツ着用、アイアンマンとしてヒーロー活動を始めました。

その後、お父さんが発足メンバーだった組織S.H.I.E.L.D.にも参加。
主にスポンサー兼開発を担当しています。
『アベンジャーズ』(2012)でソー、ハルク、キャプテン・アメリカらと共に、ヒーローチーム「アベンジャーズ」を組みますが、元々の独善的な性格や過去の因縁、方向性の違いから『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でキャプテン・アメリカと大喧嘩。現在は別々に行動しています。

キャプテン・アメリカ/ステーィブ・ロジャーズ(クリス・エヴァンス)

第二次大戦中、虚弱体質過ぎて兵士になれなかったスティーブは、軍の「超人兵士計画」の被験者となってムッキムキのヒーロー「キャプテン・アメリカ」になります。

ナチスから独立した秘密結社ヒドラと戦い勝利するも、南極の氷に閉じ込められたまま数十年後、S.H.I.E.L.D.に発見・解凍されてアベンジャーズのリーダーに就任。
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)では、死んだと思っていた親友バッキーと再会、しかし彼はヒドラに洗脳・改造され「ウィンター・ソルジャー」として利用されていました。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でスティーブは、そんな親友を救うべく、また自分の正義を貫くためトニーと激突、アベンジャーズを脱退しました。愛称はキャップ。

ハルク/ブルース・バナー(マーク・ラファロ)

天才科学者でしたが超人血清の再現実験中に失敗、強烈なガンマ線をあびて、恐怖や過度の興奮状態になると緑色の怪力巨人ハルクに変身してしまう体質に。

そんな自分を恐れ逃亡生活をしていましたが、トニーに勧誘されてアベンジャーズ入りしました。
ハルクになると、バナーの人格は消えて手の付けられない暴れん坊になってしまいますが、バナーの時は童貞マインドを持ったシャイな中年です。
S.H.I.E.L.D.エージェントのブラック・ウィドウとは相思相愛?

ソー(クリス・ヘムズワース)

アスガルド星の王子。
地球では、北欧神話の雷神ソーとして知られています。
王位継承者ながら脳筋の暴れん坊すぎて問題を起こし、怒ったパパに地球に追放されてアベンジャーズ入り。

弟に命を狙われたり、超怖いお姉さんにボコられたり、家族に恵まれない彼ですが、深く物を考えない楽天的な性格と超強いハンマー(お姉さんに壊されたけど)で敵と戦います。ハルクとは割と仲良し。

中期メンバー(フェイズ2)

ガーディアンズ

宇宙盗賊団の一員だったピーター・クイル(クリス・プラット)、サノスの養女ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、家族を殺したロナンに復讐を誓うドラックス(デイヴ・バウティスタ)、賞金稼ぎ兼傭兵として活動する遺伝子改造されたアライグマ ロケット(ブラッドリー・クーパー)、ロケットの相棒で木のヒューマノイド グルート( ヴィン・ディーゼル)の5人組。宇宙のならず者でしたが、ある事件をきっかけに銀河を守るヒーローチームにジョブチェンジ。アベンジャーズとは「IW」で初顔合わせです。

スカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)

ヒドラ残党による人体実験で、最強クラスのテレキネシスとマインドコントロールの能力を持ってしまった少女。
最初は敵として登場するも、色々あってアベンジャーズ入りし、自分の強力すぎる能力をコントロールする訓練中でした。
しかし『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、自分が「保護」されてるのではなく「隔離・監視」されていると気づきキャップ側につきました。



ビジョン(ポール・ベタニー)

元々はアイアンマンスーツを制御しトニーをサポートするAI「J.A.R.V.I.S.」でしたが、色々あってマインドストーンの力で人造ヒーロー “ヴィジョン”にアップデート。

アベンジャーズ解散後はトニー側についていましたが、ヒドラに改造され、自分の能力に悩むスカーレット・ウィッチを気にかけている様子。
何げに恋心を持っているのかも?

アントマン/スコットラング(ポール・ラッド)

コソ泥からヒーローにジョブチェンジ。
S.H.I.E.L.D.発足メンバーのハンク・ピム博士が作り出したスーツで体の大きさを自在に変えられたり、アリを操ることが出来るアントマン(ジャイアントマン)として、愛娘の平和を守るマイホームパパヒーローです。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、キャップ側に加勢。

後期メンバー(フェイズ3)

ドクター・ストレンジ/スティーブン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)

元天才外科医でしたが、交通事故で大怪我を負った両手を治そうとチベットに行ったら何故か魔法使いになってしまった異色のヒーロー。
タイムストーンの力で過去現在未来を見通し、あらゆる次元の侵略からも地球を守る番人的存在です。
友達は坊主頭のオッサンと魔法のマント。

スパイダーマン/ピーター・パーカー(トム・ホランド)

マーベルコミックでは古株のヒーローながら、大人の事情から『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にトニー側の助っ人として初参戦。

15歳の高校生ながら、トニー・スタークにスカウトされてアベンジャーズ見習いに。その後、色々あってアベンジャーズに正式に誘われるも「親愛なる隣人」としてご近所を守る道を選択します。
「IW」にはアベンジャーズ非常勤メンバーとして参戦。

ブラック・パンサー/ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ではキャップ側に加勢。
アフリカの小国ながら、実は世界最先端の科学技術を持つワカンダの国王であると同時に、代々受け継がれた秘法と強化スーツで黒人ヒーローのブラックパンサーとして国の平和を守っていました。
しかし、色々あって今は世界の平和を守るべく奮闘中。

サポートメンバー

ホークアイ/クリント・バートン(ジェレミー・レナー)
S.H.I.E.L.D.のエリート・エージェントで弓の名人。
得意の弓でアベンジァーズをサポートしたり、若手を励ましたり、隠れ家を提供したり、引退したのに引っ張り出されたり。何かと忙しい苦労人。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ではキャップ側に加勢。

ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ (スカーレット・ヨハンソン) 
S.H.I.E.L.D.のエリート・エージェントでスパイ活動も行う女性メンバー。
メンバーで暴走したハルクを止められるのは彼女だけ。
ブルースに想いを寄せているかも?
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ではトニー側に加勢。

ファルコン/サミュエル・ウィルソン(アンソニー・マッキー)
キャップの友人で相棒の元米空軍パラシュート兵。
特別製のウィング・パックで空を飛び、仲間を助けます。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ではキャップ側に加勢。

ウォーマシーン/ジェームズ・“ローディ”・ローズ(ドン・チードル)
トニー・スタークの友人で空軍のエリートです。
トニーから貰ったアイアンマンスーツで活躍するも、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でトニー側に加勢中、下半身不随の大怪我を負って戦線離脱します。

その他

サノス(ジョシュ・ブローリン)

MCUシリーズを通してのラスボスです。
ある目的のため、インフィニティーストーンをすべて集めようと奮闘中。実質「IW」の主役。

ウィンター・ソルジャー/ホワイトウルフ/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)

キャプテン・アメリカことスティーブの親友で戦友です。
秘密結社ヒドラによって改造・洗脳され、大戦後は凄腕暗殺者として活動させられていました。
仕事が終わると冷凍睡眠させられてたので、もうおじいちゃんだけど見た目は若いんですね。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でキャップとトニーが決別する決定的な原因になってしまいましたが、ワカンダで洗脳を解いてもらい、失った義手も作ってもらった模様。
「IW」ではホワイトウルフと名を変えて登場します。

ロキ(トム・ヒドルストン)

色々こじらせた結果、兄のソーをハメたり、命を狙ったり、父親を地球の養老院にぶち込んだり、地球を支配しようとしたりと、何かとやらかしまくったものの、策に溺れていつも計略が失敗に終わる最強のドジっ子
女性ファンが多いです。

ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)
元S.H.I.E.L.D.の長官。
スキあらば「マ○ーファッ○ー」と言いたがる困ったおじさんです。

現在公開中の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、こんな個性豊かなメンバーたちが、大集合しますよー!

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というわけで、MCUのヒーローと彼らの関係性についてでした。
これでもまだ紹介していない主要人物もいるんですけど、これだけ押さえておけば大体OKじゃないかと思います。(っていうか、もう疲れたw)

次回は、MCU各作品のざっくり紹介と、「IW」を楽しむための3つの方法をご紹介します!(´∀`)ノ

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