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アスペルガーの女性がパートナーに知って欲しい【本要約】

アスペ

【1】アスパガールと付き合いたいあなたへ

【要約】

 幸せな関係を気づいているアスパガールは、パートナーとの共通点が多い。なぜなら、仲間として何か通じるものがあるから。
 アスペルガーの女性は、子供の頃から他者に何度も拒否され、辛い出来事やいじめを経験している。なので、不安で、用心深い。
 アスパガールと付き合いたいなら、まず友達になること。慎重に進めましょう。
 アスパガールは不安症なので、選択肢を用意する、決断してあげるなど、リードして不安を解消しましょう。
アスパガールは傷つきやすく、思い込みが激しい。決まりきったことが好きなので、次々とパートナーを変える「カジュアルセックス」を受け入れられない。


【2】これ、さわってみて

【要約】

 アスパガールは、「感覚のボタン」が一度に押されるとオーバーロード(孵化過剰)を起こし爆発します。問題は、爆発しても自分ではわからないかもしれないことです。
 爆発する兆候が現れたら、落ち着く時間を与えてあげましょう。
 アスパガールが静かにしていたい時には、なるべく音を立てないようにしてあげれば良いでしょうが、彼女も耳栓して自ら騒音をシャットアウトできるはずです。
 「僕のやり方か、彼女のやり方か」という態度ではなく、お互いに調整し合っていけば、一緒に暮らすことは可能です。そのためには、小道具と忍耐を備えてください。お互いに調整し合うことができるからです。


【3】彼女は壊れてなんかいません。あなたが治す必要はないのです。

【要約】

 アスペルガーのミスや忘れてしまったことを非難するのはよくありません。落ち着いて一緒に話し合う姿勢が大切です。
 例えば、どんなツールが役に立つのか?(カレンダー、アラーム、地図、GPS、しなければならないことのリスト、休憩時間の設定、指示を書き出したメモ)
 選択肢を設けて、そこから3つ選べるようにしておきましょう。
アスパガールはヘトヘトになると、引きこもります。チャレンジが続くとへこたれてしまいます。そうなると、閉じこもって休憩をとり、回復する時間が必要になる時がきます。1人の時間を与えて休憩させれば、また次の日にいつもの彼女に戻るでしょう。



【4】針金ハンガーは絶対にだめ!」なぜ彼女はコントロールしたがるのか

【要約】

 些細なことまで、気にしてしまう原因は「不安」です。
 あなたが私たプレゼントが、欲しくなかったものや予測していなかったものだというだけで、彼女は過呼吸を起こしたり、怒りをぶつけたりするかもしれません。あなたが自分の欲しいものをわかってくれなかった、不要なものにお金と時間をかけたことに腹が立つのです。
 落ち込んとでいる時は、物事を広い目で見ることを思い出させてあげましょう。小さいことで腹を立てるならば、じっくりとその理由を考えてみる必要があります。
 アスパガールが決まりきったことが好きなのは、コントロールと慰めを得られるからです。(ルーティーン、儀式的なもので安心する)
 例えば、ヨガ、午後に紅茶を飲む、毎晩お休みをいうなど、ルーティーンをすることで自己コントロールと慰めを得るのです。
 パートナーがいると、さまざまなメリットがある。特に素晴らしいのは、自分を空から出してくれる人がいるということです。私たちを決まりごとから引っ張り出し、自分の利益に反することをしている時には指摘してくれる人がそばにいてくれることです。彼女が自分のためにならないことをしているなら、躊躇わずに注意してください。もし、あなたのいうことを意に介さないなら、彼女の心はあなたのもとにはないのです。



【5】彼女の批判は人きは辛口

【要約】

 自閉症スペクトラムの男性は不機嫌な時や落胆した時に心身ともに引きこもる。
 アスパガールは自分への批判に敏感。社交の面で自分が正しく振る舞っているかどうか自信がありません。いつも場違いなことをしていると言われているみたいに感じるからです。


【7】何よりも興味があるのは自分自身

【要約】

 アスペルガーは独り言、一方的に話す傾向にあります。そんな時に、「君は自分勝手だ」というのはよくありません。彼女は傷つき、誤解されたと思うでしょう。いくらか胸の内をスッキリさせてから、「今度は僕が話をしてもいいだろうか?」と聞いてください。
 アスパガールは自分の興味しか頭にないように見える時があるかもしれませんが、大抵の場合、状況を改善したいとか、他の人たちの助けになりたいという目的があって、情報発信をしているのです。


【8】友達は1人で十分・・・勝ち残ったのはあなた!

【要約】

アスペルガー者は、今いるところで良い友達が1人いれば、それで十分だと考える傾向があります。アスパガールはどうでもいい雑談に興味がなく、専門的な情報の交換を好む傾向があります。




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