見出し画像

【note版】憧れの?初湯布院でブラ歩き

まさかその後毎年(コロナ禍飛んで)行くことになるとは、このときは露知らず・・。九州の方にとっては関西人の京都奈良みたいな?いや、温泉なら関東圏で箱根や伊豆に行くような?ほど身近で、とりわけ珍しいとも思わないでしょうが、結婚するまで神戸より西に行ったことがなかった私にとって、九州は未知の場所✨

「湯布院行きたい?」と聞かれたときは、温泉街ということしか知りませんでしたが、私でも聞き覚えがあるということは相当な有名どころ!と、ミーハーに思い大喜びで初めて連れてってもらったのが2019年の暮れ。

※以下は他媒体に掲載中の記事から転載(自著)した、過去のものです。noteには私の個人的な記録として一部割愛、再編集(くだけた文調や写真のキャプション、絵文字など)したものをお届けします。フルバージョンの原文はこちらを参照ください(2019年1月3日執筆分)。

全国屈指の温泉がある、大分県の湯布院市。いまや平日でも外国人観光客などでにぎわう、大人気の観光地です。

観光客にとって現地で気になることのひとつに、交通の便があります。その点、湯布院ではJRゆふいん駅からまっすぐに伸びる仲見世に数多くの食品店、土産物屋さんが軒を連ねているので、歩いて気軽に観光できます。

短くても楽しい由布見通り

駅を出ると、正面に堂々とそびえる由布岳が見えます。それを目印に駅前通りを進みます。すぐに「由布見通り」にぶつかるので、道路を渡ります。

浴衣を貸し出す店や人力車のレンタルもあるので、浴衣で乗って回れたら風情がありますね〜。

国際化の進むゆふいん観光地

この時点ですでに数件の土産物屋が見られますが、小さな橋を渡るとまたすぐに「湯の坪街道」があり、商店も増えるのでブラ歩きにぴったりです。

地元の人や他県の九州の人が言うには、10数年前までは湯布院と言えど、平日までこれほどにぎわうことはなく、外国人もここまで多くはなかったそうです。いまでは商店、飲食店、どこを見てもメニューや表示が英語は当然として、中国語に韓国、ベトナム語まで併記されるのが普通となっています。

中国人観光客なんかにはまだまだ店頭デモ販売が人気で、一口柚子ゼリーの出店で皆さん沢山試食していました。

私はあまり大分県とカニの結びつきにピンときませんが、なかでも人気があったのがカニの爪の部分が抜き取られて売られてるカニ・スティックの店。料金表などはむしろもう、日本語の表記を見つけることの方が至難の業です。外国人観光客が大勢ワッと来て、次々に買っていきます。どこの店の売り子さんたちも、片言ですが外国語でしっかり接客しているのに感心しました。

食倒れ湯の坪街道

由布岳に向かってただただ、ひたすら真っ直ぐに突き抜ける「湯の坪街道」は食べ歩きの宝庫でもあります。夕飯は旅館で会席料理、なんてプランがすで決まっている場合は、お昼は屋台で軽く済ませて夜に備えるという手もあります。

東京でも祭りなどでたまに見かけるご当地グルメ、「ばくだん焼」が由布院ばくだん焼本舗で売られていました。巨大なタコ焼きのようで、チーズがとろけるチーズ味が人気。

こうしたスナックで小腹を満たした後は「醤油スイーツ」はいかがでしょう。醤油がかかった醤油プリンや醤油ソフトクリーム。甘さとしょっぱさの融合が絶妙です。

おすすめ土産

通りは土産店で溢れ、自分用、友達用など、なにを買おうかと目移りしてしまいます。なかには「ジャズとようかん」なんて名前の変わり種店もあります。その名のとおり店内にはジャズがかかり、オシャレなTシャツや雑貨とともにこれまたシャレた羊羹が売られています。

こういったホーキは東京にもまぁありますが・・。もうあるから買わないのに、いつ行ってもあるかどうか確認してしまう・・😆値段はさすがに?もう少ししたかもしれませんが、今年もまだありました!

また、ヒマラヤ岩塩が豊富に売られている「花あそび」という土産物店には、見たことのない大きさの塊で岩塩が売られており、なかでもここらではこのお店にしかない、かわいい卓上ホウキがおすすめです。

金鱗湖散策

湯の坪街道突き当たりまでたどり着いたら由布岳を前に右折し、しばらく下って行くと金鱗湖があります。

その昔は「由布岳の池」と呼ばれていたように、面積はさほど大きくありません。湯布院の地形は盆地で、秋から冬にかけて晴れて風のない日には朝霧が立ち込めるそうです。実際私も町を見下ろす宿泊所から「由布盆地を霧の海に沈めてしまう」(金鱗湖の看板より参照)現象を目の当たりにしました。この朝霧を起こす原因は、金鱗湖から流れ出る川の水蒸気によるものだそうです。

ムー、小さすぎて見えづらいですが、中央黒い建屋に白抜きの文字で「Chagall」と書かれています。

その湖畔に面した黒い建物の壁に、やけにオシャレな英文字が書いてあるな、と思ったら Chagall。 あの世界的に有名な画家、シャガールの美術館でした。2023年現在は残念ながらすでに閉館してしまい、カフェだけ残っているようです。

帰りは湯の坪街道に戻らず、あえてそのまま街道と平行する形で違う道を通って戻ると、にぎやかな喧騒から離れ落ち着いた静かな景色を堪能することができます。

今年も残すところあと2日、皆さまよいお年をお迎えください🎍
私は夏頃から更新頻度が大幅に落ちましたが、これからも無理せずマイペースで続けていきたいと考えておりますので、皆さんも気の向いたときだけ適度に、引き続きお付き合いいただければ幸いです😌

この記事が参加している募集

至福の温泉

こちらでもフォローして頂ければ大変嬉しいです! 【Instagram】https://www.instagram.com/surreymay_calligraphy/ イギリス生活、旅、カリグラフィー