art(アート)について思う事

昨日、展覧会の搬入が終わって、とりあえず、ほっとして「お客さんたくさん来ると良いなー。」と思って頭に浮かんだ【広報活動(周知)怪しいんじゃね?】

まあ、無理なく出来る範囲でやったから良いとしておくけど、芸術・美術界隈(泡沫ですが)で活動していると、苦労に見合わないことが結構あります。

かかる労力として、作品制作はもちろんの事、展示、展覧会をつくるというのも、大仕事です。まあ、有料(入場料がかかるもの)・無料の物を問わず、展覧会は、それなりの苦労の結晶ってわけです。

今回は、居住している地域での「若手作家展覧会」というシロモノで、展示が今日はじまるのですが、入場料などは無く、出展作家にも報酬は無しという形の物です。(日本全国、津々浦々、そこらじゅうであるやつです。)

先ほど、お話ししたように、一生懸命作品を作って、一生懸命搬入・ライティングをして、良く頂ける言葉の一部を紹介します。


「いい、ご趣味ですね。」

「こういうの、あんまり分からないんですよ」

「良くわからないけど、自由って感じで良いと思います。」


!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

趣味じゃねーよ!分かれよ!いつでもでてくる、「良くわからない」って前置きなんなの!!って感じです。もちろん、お褒めの言葉や、感想など、嬉しい言葉をいただく事もあります。

実際、芸術表現は、わかりにくい部分もありますし、美術教育もロクに行われていない、日本の現状もありますし、わかってもらう努力も足りないのも重々承知ですが、、、、、

ただ、artって、「面白い」んですよ、「興味深い」んですよ、映画や音楽や漫画みたいに「楽しい」んですよ!って声を大にして言いたいのです。


あと、昔からずーっと思ってたんですが、何でミュージシャンの方々を「アーティスト」って呼びだしたんでしょうか?メディアの影響なのでしょうか?もちろん、音楽は芸術です。ただ、音楽家やミュージシャンと芸術家(アーティスト)は別モノだと思います。

よくある、「卒業文集の好きなアーティストは?」の質問に、BUNP、セカオワ、AKB48・・・ってほとんどの人が書くと思うとちょっと悲しくなります。レンブラントでもピカソでも、ゴッホでも村上隆でも、奈良美智でも、芸術家の名前をかく人が少しでも増えたら嬉しいと思ってます。

以上、なんとなく思った事でした。


展覧会よかったら来てください。↓ほば毎日いる予定です。説明?案内?もします。

https://www.facebook.com/events/1579202912402730/

※展覧会無事終了しました!来て下さった皆様ありがとうございました!!

折角?なので、投げ銭方式にしています。「よくぞ言ってくれた!!」ってかたは、よかったら。

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