こんにちわふく👘
さてさて、今回もまた新しい試みとして、「Astar zkEVM」でわふくちゃんのファンアートを発行しました。

ファンアートのきっかけ

もともとイラストや動画、コンテンツを作ることが好きでした。

いろいろなコンテンツを作るきっかけを与えてくださったWAFUKU Labsのみなさま、BUNKA-YA-SANのコミュニティのみなさま、何気なくXでいいねをくださったみなさまにとっても感謝しています。

そこで、わふくちゃんのファンアートをどこかで出せないかなと思っていたところ、イラストレーターの『さつき梨衣 先生(X @merinorie)』の出すコミックマーケットに合同誌として参加することになりました。

販売内容詳細

🟠発行点数：30点
🟠販売価格：0.001ETH（記事執筆時レート：468円）
🟠ブロックチェーン：Astar zkEVM（イーサリアムL2）
🟠販売サイト：https://tukuru.welcome-mint.site/page/fun-kureha

購入の仕方

①Astar zkEVMネットワークにETHに用意する（ここがまだの方は「Astar zkEVMをMetamaskに追加する」を見てください）
②販売サイト：https://tukuru.welcome-mint.site/page/fun-kureha　にアクセスする
③ウォレットを接続してネットワークを「Astar zkEVM」に切り替える
④「Mint」を押す

サイトを開くと「ウォレット接続」が出てきます。

※Mintでガス代が発生します。

まず「Astar zkEVM」がメタマスクにいないんじゃ！！！！！
という方はこちらから↓

Astar zkEVMをMetamaskに追加する

①Metamaskを表示し、「左上のマーク」を押す
②「ネットワークを追加」を押す
③「ネットワークを手動で追加」を押す
④「ネットワーク情報」を入力する
⑤Astar zkEVMが追加されたのを確認する

【Astar zkEVMのネットワーク情報】↓コピペして使ってくださいね
・ネットワーク名：Astar zkEVM
・新しいRPC URL：https://rpc.startale.com/astar-zkevm
・チェーンID：3776
・通貨記号：ETH
・ブロックエクスプローラーのURL：https://astar-zkevm.explorer.startale.com

これでAstar zkEVMの追加が完了です🥰

「ETH」をETHメインネットからAstar zkEVMにブリッジする

🟠Owlto Financeを利用してBridge（私はこちらを利用しましたが、Astar Portalからでもできます）
普段からL2ネットワークを利用している方はこちらの方が馴染みがあるかもしれません。

Astar Portalを使ったブリッジに関してはおもちさんが説明されているので、そちらをご覧ください。

①ウォレットを接続し、Fromのところに「ETHメインネット」を選択
送りたいトークンはETH
②送りたい金額を入力したら、「Send」を押す
③「To」の欄が「Astar zkEVM」になっていることを確認し、「Confirm And Send」を押す
④MetamaskのチェーンをAstar zkEVMに切り替えて金額を確認する（少し時間がかかります）
⑤購入の仕方　からわふくちゃんファンアートを購入する🥰

これでNFTが購入できます。
購入に関して分からないことがあれば、@prt5053までご連絡ください。

ここからは少し難しい話になります。技術よりです。

まず「Astar zkEVM」とは？？

Astar zkEVMとは、イーサリアムをより速く、安くして利用できるようにする技術です。いわゆるレイヤー2（L2）と呼ばれる層に属しているスケーリング技術です。
Astar zkEVMはAstar上に構成されたL2スケーリングソリューションです。

単語的には「Astar」「zk」「EVM」と分かれています。
イーサリアム上でゼロ知識証明「zk（Zero-Knowledge）」を用いることで、よりトランザクションコストを削減し、処理能力を向上させると同時に、イーサリアムのセキュリティを受け継ぎます。（Astar zkEVMより抜粋）

EVMは Ethereum Virtual Machineの略です。

Zero-Knowledge（ゼロ知識証明）は、「ある情報を持っていることを証明する方法」で、その情報自体を明かすことなく持っていることだけを証明できる技術です。この技術は暗号学の分野で非常に重要であり、プライバシーを保護しながらデータの正当性を確認するために用いられます。

NTTデータの記事が参考になります。

基本概念としては３要素の性質を持っています。
①完全性（Completeness）：
証明者が正しい情報（秘密の情報）を持っている場合、検証者はその証明を受け入れるべきであり、正しいとする

②健全性（Soundness）：
証明者が間違った情報を持っている場合、偽の証明を作ることは非常に難しいため、検証者はその証明を拒否するべきであり、正しくない

③ゼロ知識性（Zero-Knowledge）： 証明者は自分が持っている情報を一切明かすことなく、検証者にその情報を証明できます。検証者は証明の過程で証明者が持っている秘密の情報について何も新たに知ることができない

ゼロ知識証明の具体的な例としては、「アリババの洞窟」パズルです。

イーサリアム財団の提供する資料でも文章は長いですがより細かく説明されています。

AstarとAstar zkEVMの違い

①技術面
・Astar
Polkadotのパラチェーンとして設計されていおり、複数のブロックチェーン技術との互換性を提供
・Astar zkEVM
イーサリアムのL2として属し、ゼロ知識証明を用いてプライベートかつ効率的に実行できるようにする技術

②目的
・Astar
多様なブロックチェーンアプリケーションの開発とデプロイメントを容易にする
・Astar zkEVM：Ethereum互換の環境でプライバシーと効率を重視したスマートコントラクトの実行

③利用シナリオ
・Astar
広範囲のdApps開発とその運用、Polkadotエコシステム内での相互運用性の提供
・Astar zkEVM
プライバシーを重視するアプリケーションや、高速でコスト効率の良いスマートコントラクトの実行が求められる場合

④レイヤー
・Astar
L1ネットワーク
・Astar zkEVM
Astar上に構築されたL2スケーリングソリューション

⑤スケーラビリティ
・Astar zkEVM
ZK-Rollupsを使うことでAstarより高いスケーラビリティと低い取引手数料を提供する

⑥プライバシー
Astarと比較し、Astar zkEVMはZK-Rollupsを使うことで強化されたプライバシー機能を提供できる