この1年を振り返り、こういう感じの1年だったんだなーと思いながら、2024年を迎えようと思う次第です。

って、そんな事を微塵にも思ってないだろうに！と言うことはともかく、各音楽メディアも今年のベストアルバムの記事とか出てきてますので、皆さんも再度、記事ネタとしても考えてみてはどうでしょう。

では、2023年卯年の10大"私的"ニュース行ってみます！

10位 Beatles “最後の新曲”リリース

The Beatles - Now And Then (Official Music Video)

The Beatlesとしては1996年「Real Love」以来、27年ぶりの新曲で、最後の新曲と言われています。

それにしても、このMVは何とも「泣かせる」映像で、存命時代のJohn LennonとGeorge Harrison、現在のPaul McCartneyとRingo Starrの共演が見れます。

まさに「Now And Then」で、このMVは必見。

９位 “最後”のツアー

「KISS」NYでラストライブ　約半世紀の活動に幕(2023年12月6日)

流行というとちょっと違うかもしれませんが、この1年に「フェアウェル・ツアー」を敢行することを表明したバンド、行っている最中のバンドなど、増えたというか、「解散」という表現ではなく、でもある程度の「区切り」をつけたいという感じでしょうか。

KISSは上記のニュースにもありますが、今後は「アバター」での公演興行を続けるとのこと。

そして"たい焼き"のバンドのAerosmith。

Aerosmith - PEACE OUT Farewell Tour Opening Night (Sept 2, 2023)

「フェアウェル・ツアー」ではなく「Peace Out」という表現で、不仲でもなく、平和的なバンド活動の脱却というか。年齢もですし活動期間も50年近くなので、「お疲れさま」という感じでしょうか。

ベスト盤が発売されたばかりですが、"たい焼き"を食べながら、考えてしまいます。

他にもざっと、こんなバンドが今年・来年に「フェアウェル・ツアー」を開催します（しました）。

Mr. Big 　The BIG Finish Tour 2023/24
Kenny Loggins 　This Is It – His Final Tour 2023!
The B-52's 　The Final Tour Ever of Planet Earth
FOREINGER　The Historic Farewell Tour

FOREINGERはSpecial GuestがLoverboy・Headpins、また来年にはSTYXとのライブ、こちらはSpecial GuestがJohn Waiteと豪華絢爛というか、70年代後半からのハードロックシーンが蘇ります。

また、SUM 41は解散を発表し、ラスト・アルバムを発表後、ワールドツアーに出ています。日本に来年、"PUNKSPRING"のヘッドライナーとしてNOFXと共に出演します。SUM 41は最後の日本公演。40周年のNOFXもこれが最後の来日？と言われています。

そして、昨日発表されたばかりですが、ブラジルのメタルバンド、Sepulturaフェアウェル・ツアー開催を発表しました。

SEPULTURA - 40th anniversary press conference LIVESTREAM

こちらは記者会見での発表です。

来年もこのブームは続くのでしょうか？

8位 まだまだ続く、Queenブーム

Queenは映画『Bohemian Rhapsody』からの再認識ブームが続いていますが、来年2月の日本公演前に年末の日本の風物詩？の、NHKの紅白歌合戦の特別枠での出演が発表されました。

やたら、NHK BSでQueenの放送が多いなーと思っていたら。

また、来年にドキュメンタリー映画『フレディ・マーキュリー The Show Must Go On』の上映も決定しました。

個人的には『Queen Rock Montreal』のリマスター化された映像をIMAXシアターで見たいです。

という感じで、来年もQueenなのかなー

7位 多くの悲報

今年も多くのアーティストが亡くなりました。（以下、主な人々）

12月
Denny Laine（デニー・レイン）ex. The Moody Blues, ex.Wings age 79
11月
Shane MacGowan（シェイン・マガウアン）The Poguesage 65
8月
Jack Sonni（ジャック・ソンニ ）ex.Dire Straits age 68
Robbie Robertson（ロビー・ロバートソン）ex.The Band age 80
7月
Randy Meisner（ランディ・マイズナー）ex.Eaglesage 77
Sinéad O’Connor（シネイド・オコナー） age 56
Jane Birkin（ジェーン・バーキン）age 76
6月
John Waddington（ジョン・ワディントン）ex. The Pop Group / G. age 63
5月
Andy Rourke（アンディ・ルーク） ex.The Smiths / B. age 59
4月
Tim Bachman（ティム・バックマン）Bachman-Turner Overdrive age 71 Ryuichi Sakamoto（坂本龍一）ex. YMO(Yellow Magic Orchestra) age 71
3月
Bobby Caldwell（ボビー・コールドウェル）age 71
Gary Rossington（ゲイリー・ロッシントン）Lynyrd Skynyrd age 71
2月
Burt Bacharach（バート・バカラック）age 85
1月
Tom Verlaine（トム・ヴァーレイン ）ex. Television age 73
David Crosby（デヴィッド・クロスビー）age 81
Robbie Bachman（ロビー・バックマン）Bachman-Turner Overdrive age 69
Jeff Beck（ジェフ・ベック）ex. The Yardbirds,The Jeff Beck Group, BB&A age 78
Alan Rankine（アラン・ランキン）ex.The Associates age 64

記事としてJeff Beck、Tom Verlaine、Ryuichi Sakamoto、Andy Rourkeを書きました。亡くなられた方もそこそこファンだったり、よく聞いたバンドだと、衝撃も結構大きいと思ったりもします。
亡くなれた偉大なミュージシャンの方々のご冥福をお祈り致します。

6位 Måneskin旋風

日本も世界も、このイタリアからの４人の若者に夢中！です。

去年のSummer Sonicから日本では更にMåneskin熱が吹き荒れー、ニューアルバム『RUSH』。そして今月の初の日本単独ツアーが大盛況。

私としても、2022年から耳にして、Summer Sonicで見て久しぶりのロックなバンドに関心しきりでした。

今後、どうなるか楽しみなバンドです。

5位 Kula Shaker旋風！

ここからなんとなく"私的"感が出てきました！

Kula Shaker旋風！というか、風ではなく「Wave（大きい波）」でした。

Kula Shakerは来年1月にニューアルバムのリリース、2月に日本公演が予定されています。

私が、長く聞いて、ライブにも何度も行っているバンドって、Kula Shaker、、あとはThe Cureかなーと思っていますが、他にもあるかもですが、Kula Shakerの"キャッチ・ザ・サン！"は、相当やっていると、毎回、叫ぶたびに思いますが、いずれにしても、来年の新譜と日本公演が楽しみです！！

4位 Jesus Jones、12年ぶりの来日公演

誰か考えても堂々の"私的"ランキングかなと思いますが、東京公演は全部行くべきでした。特に最終日の新宿は、そうそう見れない距離かもしれないので、なんとしても行くべきだったかなーと思っています。

とはいえ、来年にJesus Jonesも新譜と、引き続き日本に戻ってツアーしますよ！とMCでMikeが言っていたので、楽しみです。

3位 “BritPop”旋風！

今年はSummer Sonicを中心に日本で90年代のBritpopのバンドが日本にやって来た！という感じでした。

Blurは新譜もリリースし、全世界的に支持されました。そしてSummer Sonicでの90年代の「Blur vs Oasis」を思い出させる、Liam Gallagherとの出演。

更に、MANIC STREET PREACHERS / SUEDEの対バン形式（マニスエ、またはスエマニ）の来日公演。

最後にNoel Gallagher's High Flying Birdsの公演と、プチ90年代を感じます。

そのままPulpも来日！に雪崩れ込むかと思いましたが、Pulpは来ませんでした。

2位 “Metal”ブーム！

今年は特に、伝説のBlack Metalのバンドが来日しました！

EmperorとMayhemで、これが「ノルウェイジャンブラックメタル」です。カリスマと皇帝が日本で立て続けに見れたという奇跡です。

他にも、HALESTORM、ARCH ENEMY、MEGADETH、ANVIL、BATUSHKA、HELLOWEEN、LIMP BIZKIT、DREAM THEATER、BLOODYWOOD、WINGER、MARDUK、THE BAY STRIKES BACK TOUR（TESTAMENT , EXODUS , DEATH ANGEL）、MÖTLEY CRÜE / DEF LEPPARD、NAPALM DEATH、KNOTFEST（SLIPKNOT / TRIVIUM/KORN and more）、NEX_FEST（BRING ME THE HORIZON / BABYMETAL and more）などなど。

まだまだ、書けないほど来日してて、来年も来るのです。

どうして今年にこんな来なくてもいいじゃない。来年も、再来年も来てください。

できれば見たいのが山のようにありますが、端っこで見てます。

1位 2023年"限定復活"LOUD PARK開催！

2023年を象徴する「限定」イベントとして復活した『LOUD PARK』が今年の私的な1位でした。

10位と1位からの順番が逆のような気がしますが"私的"なのでこうです。

PANTERA、KREATOR、NIGHTWISH、STRATOVARIUS、CARCASS、AMARANTHE、BLEED FROM WITHIN、H.E.R.O. and more。

本来の目玉はPANTERAのレガシー・コンサートだったと思ったのですが、結局、『LOUD PARK』の復活に喜ぶメタルキッズという構図になりましたが、メタルフェスは良いですよ。

ドイツの有名なメタルフェス「Wacken Open Air」は今年は悪天候でしたが、2024年のチケットは5時間でSold Outとなりました。（※悪天候のニュースが世界中を駆け巡ったこともあってか）

とはいえ昨今は80年代バンド・90年代バンドなどのくくりのフェスなどもありますので、日本でも何かしら観れるといいですね。

ということで、10位から1位まで発表しましたので、今回はこれまでです。

2023年もあと20日ぐらいになりました。忘年会・新年会とある方はご自愛ください。

最後にメンバーシップも始めています。

次回予告ですが、80年代や、90年代や、または別なバンドのニュースとか、追悼シリーズ、もしくは「Queenの紅白での演奏内容を予測する！」という記事を予定しています。（普通に「Queenの紅白での演奏内容を予測する！」の記事です！と書けば良いのに…）

あとは、ビートルズの件か、クリスマスソングの追加などもあるかもです。

ご清聴ありがとうございました！