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[A.O.R.に連鎖する] 続き

この記事は、#クリエイターフェス に参加しています。


いつも何を書いているかわからなくて、すみません。

少し自分を見失いそうになってしまったのですが、本日から再度やり直しをします。

どうやって毎日書いていこうか、初めてなのでペース配分などがどうしてもわかりません。長く続けていく事を前提とすると、方法としてのイメージはYOUTUBEの生配信的な勢いでやっていけば、なんとなく面白いのではと思いました。

この企画をやる前には、4週でわけて、週ごとにカテゴリーを振り、それに沿って、毎日バンドを決めた方法も考えたのですが、バンドによってバラツキが出そうで、考えてしまいました。生配信的な方法も変わらないかなと思っている次第です。


というわけで、A.O.R.シリーズ3日目です。





最初は、昨日の「A.O.R.の連鎖」の最後に登場したSteely Dan。メンバーの一人、Donald Fagenの1982年の曲「New Frontier」です。


Donald Fagen – New Frontier (Official Video)

Donald Fagen – New Frontier (Official Video) [HD Remastered]

偶然にも、本日リマスターされていました。結構、綺麗!

この頃、TVの深夜帯では洋楽のMVを流す番組を見る機会が増え、この曲もよく見ました。

幾何学模様のアニメがなんとなく80年のデザインっぽさを表現してます。

こういう逆三角形の人のキャラクターを書籍の挿絵の仕事をした事もありました。これをパクったわけではなく、今、似ているなぁと思っただけです。

この映像を見ながら、1983年頃、見えない将来をぼやけながらも、デザイナーになる将来を私は思い描きつつ、おしゃれな時代を夢見ながら、洋楽のMVを眺める日常でした。(映像は1983年らしいです)

この曲は、ケネディ大統領の「ニューフロンティア政策」が曲名の由来だそうです。ソ連の核から逃れるためのシェルターで、酒と食料とでパーティーをし、素敵な彼女と一緒に、素敵な「ニューフロンティアの生き残り」の世界を楽しもうという感じの内容です。アンニュイのはちょっと米ソの冷戦の憂鬱とおしゃれな大人のムードもあるのかもです。

最後のオチが安心というか、良かったなぁという感じです。

日本はこの当時、バブルではありませんでしたが、米国との自動車産業での経済摩擦により、失業者が増えた米国の労働者が、日本の軽自動車を壊す姿を、日本のニュースで見るような時代でした。

それが、今や、テスラの株で億万長者などの時代が来るとはあの時、誰が想像したでしょうか。



次も、1982年の大ヒットした曲。

Toto - Rosanna (Official HD Video)

Toto - Rosanna (Official HD Video)

日本だと「空耳」で有名にもなった、この曲ですが、1982年のA.O.R.の代表的な曲ではないでしょうか。

ビルボードでは5週間連続2位ですが、同年にTOTOは来日し武道館公演を行っています。まさに、この時、盛り上がっていたのでしょう。

Rosannahalf time shuffleのドラムパターンのエピソードです。

Steely DanHome at Last(from : Aja)やBabylon Sisters(from : Gaucho)と、「John Bonhamビート」と呼ばれる、1979年にリリースされた「Fool in the Rain」(from : In Through the Out Door)のPurdie Shuffleに似たシャッフル・ビートから作られたそうです。

(書いててわからなくなりそう)


The Purdie Shuffle | Study The Greats

The Purdie Shuffle | Study The Greats


このビートもすごいですが、John Bonhamが絶賛される理由がわかります。あんなに音が大きいだけでなく、色々な叩き方、メタルからシャッフル、ブルーズ、なんでもありです。



最後の曲は、1983年のA.O.R.です。

The Alan Parsons Project - Don't Answer Me

The Alan Parsons Project - Don't Answer Me

この曲は全編アメコミの紙芝居的なアニメーションで制作されていまして、最後にはバンドメンバーもアニメで登場します。

ヒーローが野獣くんを殴った後、月まで飛んでしまうという、可愛いオチです。今、見ると「おいおいおい〜!!」って事でしょうか。

そう確かに、歌詞が「Don't Answer Me」なので、随分、MVと内容が違うという話が多く見られます。The Alan Parsons Projectは英国のバンドでアメコミ風というのも意外なので、きっと全体的にパロディというか、オマージュというか。

その上、「シティポップ」と源流にもある、Phil SpectorWall of Soundを80年代に再現したというものです。

英国風のひねくれ感が出ている気もしなくもないです。

Phil SpectorWall of Soundとシティポップというと大滝詠一さんの曲になるわけです。大滝詠一さんもPhil Spectorっぽい曲ということで「君は天然色」を作ったと伝えられています。



今日はここまでです。

「芸術の秋」です。10月は #noteクリエイターフェス に参加しています。

最後にメンバーシップも始めています。


明日も宜しくお願いします。

ご清聴ありがとうございました!



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