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Archive

どうも。ベースの辻井です。

恐ろしく久しぶりにここに辿り着きました。
時間が出来たのでつらつらと書いてみようと思います。

皆さん、PURPLE HUMPTYの初期ベストアルバム「Archive」と新曲「one cup of song」はもう聴いてくれましたか?

高校生の頃に熱中した所謂メロコアや青春パンク(みたいなもの)から一転し、自分たちのカラーをなんとなく見つけることが出来た「ガールフレンド」

新しいメンバーが見つかって、いざ!と意気込んだ夏のレコーディングは自分たちにとって新しい発見の連続で、終始ワクワクしていました。それが2011年のお話。

そこから「CITY」「Flower Souls」「パーティーは終わらない」「星空のバラッド」「BABY BABY」までの自主制作で作った音源を時系列順に収めたのが今回配信リリースされた「Archive」です。

今聴くとどの曲も当時とは違った風に聴こえてきて楽しいです。その時の自分たちの中での流行り、憧れみたいなものが所狭しと詰め込まれていて、とにかく情報量が多い。おもちゃ箱みたいです。

あと、最後に向かうにつれてほんまに少しずつ演奏が上達していっているのが分かります。

気にしぃな性格の我々は当時、周りからの評価に心を痛めてばかりでしたが、今思えばもうちょっと自信を持てたら良かったかな、とか思ったりします。

この後、「フューチャー」を初めて全国リリースさせてもらって、紆余曲折あってバンド名が変わり、と思えばまた戻って、ついでに今は辞めたメンバーも帰ってきました。(めちゃくちゃはしょりました。)

そういえばちょうど「Archive」に収録されている曲達を生み出している頃、関係者の皆さんから耳にタコが出来るくらい言われていた「曲に年齢が追いついていない」説が本当なら、PURPLE HUMPTYはまだまだこれからがスタートなのかもしれないです。

現在のような中学同級生おじさんズ体制になってから、良い意味で肩の力が抜けて、今までとは違った音楽の楽しみ方が出来るようになりました。サポートドラムのミズキ姉やんの存在も物凄く大きく、今の体制を支えてくれています。

そしていくつか新曲を発表し、その先のスケジュールも色々と決まっておりましたが、目下の未曾有の状況になりました。

そんな中、何か出来ないかと思いホームレコーディングで完成させたのが今回の新曲「one cup of song」です。

意識したわけではないけど、昔の曲たちと似た質感の優しい曲になった気がします。この状況だからこそ出来たライフソングです。

そんなこんなでPURPLE HUMPTYは来年で結成15年。

応援してくれている皆さんへの感謝を忘れず、直向きに努力を続け、これからも音楽を届けていきます。真面目。

大変な状況ではありますが当面はスタジオワークを中心に新しい曲を生み出すことに集中して、早く皆さんにお届けできたらな、と思っています。

嬉しいも悔しいも全部ひっくるめてやっぱりバンドは最高です。引き続きがんばります。それでは。


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