偏見で語る兵器bot

偏見で語る兵器botの中の人note

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最近の記事

なんで二次大戦でもボルトアクション小銃を使い続けていたの?      【ミリタリ素朴な疑問】

・はじめに小銃は現代の歩兵が使う基本的な武器だ。 機関銃手や対戦車ミサイル射手のような「特別な役割を持った歩兵」以外の歩兵は皆が小銃を持って戦う。 そういう普通の歩兵を「小銃手」と呼ぶほどだ。 現代ではどの国の歩兵も小銃としてアサルトライフルを使用する。 殆どの歩兵が使っているほど一般的に使用される銃。 この小銃の性能が上がれば歩兵の戦闘能力は劇的に上がりそうに思える。 ところが、第二次世界大戦において自動で連射できる小銃、「自動小銃」を大規模に採用できた国は少数派だっ

    • 初心者向け軍事 携行対戦車兵器 -現代での3つのニッチ-

      はじめに歩兵は陸上での戦闘ではあらゆる場所で活躍する。 どんなに兵器が進化してもまだ銃を持って走り回る歩兵が必要だ。 一方で、マトモな攻勢をするには戦車も絶対に必要だ。 なので歩兵が戦車と戦うハメになる状況は戦場ではよくある。 だから歩兵が対戦車兵器を持つ必要があったんですね。 ここでは「歩兵が持って運搬して使う一人用の対戦車兵器」 つまり携行対戦車兵器の話をしようと思います。 携行対戦車兵器の基礎的知識今回の本題は「携行対戦車兵器には3つのニッチがある」という話題

      • 初心者向け軍事:銃の歴史(後)

        前編はココから 中編はココから さて、前回の記事では前編の補足として「拳銃」を そして前編の直接の続きとして連発銃とライフルドマスケットを紹介した 今回は両者が使用されたアメリカ南北戦争を軸に話をしよう 以下ライフルドマスケットも含めライフルと表現することがあるので注意 射程の延長は危険距離の拡大前回、銃が滑腔銃からライフル銃に変化したことで射程が伸びたと言った 射程が伸びると遠くから敵を撃てるから強い 当たり前だよなぁ? が、射程の伸びた影響は歩兵の戦術そのものにも変

        • 初心者向け軍事:銃の歴史(中)

          前編はココから 後編はココから さて、前回の記事では 「どうにかして」に着目して19世紀前半までの歴史を追ってきた 火薬に火を付ける方法が進化しパーカッションロックへと至り 銃弾を発射できる位置に持ってくる方法も進化しそうなあたり (忘れた人は前回を再読しよう) が、前回はいろいろ割愛した部分があったので 前回の続きに入る前に少し歴史を遡って拳銃の話をする 拳銃拳銃ってなに? といえば「片手で扱えるような小型の銃」 くらいの説明になる 拳で使えるから拳銃、文字通りだ 英

        なんで二次大戦でもボルトアクション小銃を使い続けていたの?      【ミリタリ素朴な疑問】

          初心者向け軍事:銃の歴史(前)

          はじめにさ、今回は軍事趣味としてはメジャー中のメジャー「銃」について軽く解説 銃オタというのは軍オタとは半ば独立してる面があるレベルでメジャー メジャーであるがゆえに 初心者向け解説はいっぱいある だからあえて新しく記事を書く必要はないかもしれない でも、それはそれとして書く だから銃にすこしでも知識がある人には退屈な記事かもしれない それはそれとして解説を始めよう そもそも銃とは何かと簡単に言えば 「筒の中で火薬を燃やして発生した気体の圧力でモノを発射する個人武器」 と

          初心者向け軍事:銃の歴史(前)

          初心者向け軍事:戦争への正義

          この記事は以前製作した動画をテキストにかき出したものです動画を視聴済みの皆さんはスルーしてどうぞ さて、今回は正しい戦争の話をしましょう 基本的には大抵の戦争は何かしら正しいと思って始められるわけだけども じゃあ、正しい戦争があるなら間違ってる戦争があるのかな? そもそも、なぜ基本的に戦争が間違っていると言われるのか? それは、一つには戦争というものが残酷だからですよね しかしながら たとえば政府も何もない北斗の拳の世界で殺人は法律的には違法じゃない (法律が存在しない

          初心者向け軍事:戦争への正義

          初心者向け軍事:19世紀の軍艦

          この記事は以前製作した動画をテキストにかき出したものです動画を視聴済みの皆さんはスルーしてどうぞ さて、今回は近代の軍艦について基礎的な話をしたいと思います。 概略的な話なので知っている人には退屈かもしれません はじめに まず近代以前の軍艦についてメチャクチャおおざっぱに話します 人間が船を用いるようになってすぐ軍艦が使われ始めます どうして? それは根源的には船というのは利用価値があるから 陸より大量の物資を運べるというのが最大のメリット だから水上の交易というものが

          初心者向け軍事:19世紀の軍艦

          初心者向け軍事:機動力の基本

          タイトル画3dモデル元はここ参照 前回の記事 1.初心者向け軍事:火力の基本(歩兵) 2.初心者向け軍事:火力の基本(砲兵)前 3.初心者向け軍事:火力の基本(砲兵)後 (3は2021/3/11に追記あり) 前回のおさらいさて、前回まで3回にわたり火力の基本を説明したね ざっくばらんに言えば火力は敵を倒す能力と制圧する能力があるんだった 防御態勢をとることで火力で倒されにくくはなるが動きにくい だから動きを制限されてる間に自由に動くのが理想 砲は単純にその威力がデカいし

          初心者向け軍事:機動力の基本

          初心者向け軍事:火力の基本(砲兵)後

          前回の記事 1.初心者向け軍事:火力の基本(歩兵) 2.初心者向け軍事:火力の基本(砲兵)前 前回のおさらい前回は砲兵火力の話をする前置きみたいな感じになってたね ・歩兵部隊などの中に火力の中核となる部隊がいる ・最前線に一番近い火砲といえば中隊の迫撃砲 ・砲の射程を長くすると大型化するので本格的な砲は師団の砲兵あたりから 要点だけ抑えるとこんな感じのことを書いたはず 詳しく振り返りたい人は素直に前回を読んでほしい 砲弾は威力が大きくて強い歩兵火力のところで「あっさり流

          初心者向け軍事:火力の基本(砲兵)後

          初心者向け軍事:火力の基本(砲兵)前

          前回の記事 初心者向け軍事:火力の基本(歩兵) おさらい前回は歩兵の火力について簡単な説明をしたね 火力は殺傷能力だけでなく、敵の能力を低下させる制圧能力もある 敵を火力で制圧して釘付けに、こちらは一方的に行動するのが理想 そのために複数の部隊が互いを火力で支援するのが基本的な考え方 歩兵分隊(10人前後)では制圧火力は軽機関銃が中核 防御側は穴を掘ったりして防御に都合のいい(掩蔽された)地形を作れる 前進する必要のある攻撃側は障害物などで妨害されつつ制圧されると辛い

          初心者向け軍事:火力の基本(砲兵)前

          初心者向け軍事:火力の基本(歩兵)

          はじめに 戦争は火力で決まるとか火力が不足してるとかよく見るよね。 でも、実際のところ火力って何?という人は多いと思う。 そこで、火力というものについて機動力を絡めて解説したいと思います ただし内容はごく基本的な部分にとどまります まず1on1から考えてみる究極にシンプルな状況から考えてみましょう。 西部劇で決闘と称して拳銃で早打ち勝負をするシーンがありますよね。 どちらもお互い見えていて、遮蔽物もなく、お互い射程内という状況。 そんな中で互いが銃という遠距離攻撃の能力(

          初心者向け軍事:火力の基本(歩兵)

          偏見コンテンツ:ゲリラ戦について

          注:この記事は過去に作成した記事のnote再掲載バージョンですnoteの機能確認や練習のためにこのような形式をとっています次回以降の投稿はもっと普通の形式の文章にします 注:次回以降はこの形式で作られることはありません 画像(キャラ名) セリフ というキャラトーク形式で書かれています というわけではじまりました偏見コンテンツ  どんどんぱふぱふー!!!!!  ……なんだこのノリは  キミは知るまい、廃れていったアイコン対話式テキストサイトのことを  (無視)えっ

          偏見コンテンツ:ゲリラ戦について

          note開始

          メキさんの初心者向け解説に触発されました 私もnoteとやらを初めてみましょうとね 記法はこれであってるっぽいな・・・ いや動作確認はともかく今後の運営方針表明 私はこの目的でnoteを利用します・運営者のアウトプット確保 アウトプットが少なすぎると偏見の出し方が下手になっちゃう 適度に出力してbot運営に役立てたいと思います ・同インプットのモチベーション確保 note出力しなければという使命感が生まれる すると、必然的に出力のための入力の必要が生まれる よって意欲的