約2年ぶりに中囿くんの個展を開催する。前回のテーマ、Dead man and Womanを系譜に、偶像や、信仰対象をテーマとし、ANIMAと題した個展になります。プリミティブな空気感に彼独自のポップが同居する様は前回の作品の生と死がポジティブに入り混じる様を彷彿とさせます。

中囿義光　個展　ANIMA

日時　2024年3/2〜3/17
Venue  Purveyors 桐生店

前回の個展から、生と死というある種思いテーマに挑んでいる中囿くんとの個展。　僕は昔から死と向き合うことをネガティブに捉えないようにしていた。　それは概念的に、そうしなくてはという防衛反応との呼べるそれとは違い、どこか死という存在が生をポジティブな存在にしてくれている気がしたからだ。
中囿くんの普段の作品は、そういったテーマとはかけ離れた作風に思われがちだが普段接する彼は陰と陽が表裏一体にライブで存在する感じがして、とってもミステリアスな時間をまとった人間なのだ。　
そんな中囿くんの新しい一面というより、僕からするとこれが彼の本来の真骨頂と言わんばかりにこのテーマの集大成とも言える個展を是非みなさまにも感じ取って欲しい。　

今回納品予定の作品はこちらです！

キュレーター　ORIGANUM HERITAGE STUDIO 小林宏明