2003年12‎月28日(日)にフランスのパリで聖ジャン＝リュック・ゴダール監督『はなればなれに』(Bande à Part)の聖地巡礼をしてきました。

聖ジャン＝リュック・ゴダールは『アルファヴィル』のベルリン国際映画祭金熊賞と『カルメンという名の女』のヴェネツィア国際映画祭金獅子賞で列聖。

作品は、フランツ(演：サミ・フレー)とアルチュール(演：クロード・ブラッスール)は、英会話教室でオディール(演：アンナ・カリーナ)に出会う。オディールの叔母の家には(叔母の)愛人が隠している大金がある事が判明し３人は強奪計画を練るのだが…。

という訳で、オディール、フランツ、アルチュールの主人公３人が通学している英会話教室の所在地はバスティーユ。映画にはバスティーユ広場の7月革命記念碑なんかも写り込んでいるんです。
Place de la Bastille — Wikipédia (wikipedia.org)
実は2019年9月に訪問したパリではバスティーユ広場すぐのホテルに２泊していて、パリ近郊聖地巡礼の拠点はバスティーユだったのですが、７月革命記念碑を含む広場の写真を撮影してませんでした。う～ん残念。

でもって、この映画の映画史に残る名シーンはカフェで３人がマジソン・ダンスを踊るところとルーヴル美術館の駆け抜け(ゲリラ撮影)。
前者はロジャー・ミッシェルの『ウィークエンドはパリで』でリンゼイ・ダンカンとジム・ブロードベントとジェフ・ゴールドブラムが完コピ。後者はベルナルド・ベルトルッチの『ドリーマーズ』でエヴァ・グリーン、マイケル・ピット、ルイ・ガレルが完コピしてます。

カフェには行ってませんので、初めてのパリ観光なら必ず行くと言っても良いルーヴル美術館なんですが、
Musée du Louvre — Wikipédia (wikipedia.org)
Site officiel du musée du Louvre
駆け抜けのラストで登場するダリュの大階段の「サモトラケのニケ」のみが巡礼したことになりました。
Victoire de Samothrace — Wikipédia (wikipedia.org)

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