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0093 ジョン・ウォーターズ監督『フィメール・トラブル』聖地巡礼

2015年5月2日(土)にアメリカのメリーランド州ボルチモアでジョン・ウォーターズ監督の『フィメール・トラブル』(Female Trouble) の聖地巡礼をしてきました。

反抗期の女子高生ドーン・ダベンポート(演:ディヴァイン)は、クリスマスプレゼントがハイヒールでないことに腹を立て、両親を殴って家出をしたら、ヒッチハイクした男(演:ディヴァイン二役)に犯され妊娠。自力で出産。生まれたタフィー(演:ミンク・ストール)を育てながら追いはぎの仕事(←仕事なのか?)に精を出し、美容師のゲイターと結婚するも、夫も隣に住む叔母アイダ・ネルソン(演:エディス・マッセイ)も変態で、美容院のボスのドナルド&ダナ・ラッシャー夫妻(演:デヴィッド・ローチャリー&マリー・ヴィヴィアン・ピアース)も変態だった。ラッシャー夫妻にのせられ犯罪写真のスーパーモデルを始め、ついにその仕事を天職と気付くドーンだったが…。

という訳で、ストーリー順に聖地巡礼の解説。まずはドーン・ダベンポートがハイスクールをドロップアウトして(真面に)働くハンバーガーショップです。建物の装飾は全く変わってませんが、今はピザレストランになってます。私が訪ねた時にはまだ営業開始してませんでした。食べる気満々で現地入りしたのでちょっと残念でした。

続いて、その後、ワルになったドーン・ダベンポートがハイスクール時代の女番長(スケバン)仲間と酔っ払いを襲うところです。因みにこの通りですが、映画本篇画像&聖地巡礼画像の864番地と858番地は並びの隣接地なんですが、ストリート全体を撮った画像の864番地の建物の奥に『ピンク・フラミンゴ』のラストで出てくるナッチーのウンコ・スポット(つまりパット・モーランの当時住んでた家)が写っています。撮影当時はきっと「今度の土曜にパット先輩の家に集合して着替えてから撮影するから、ちゃんと来てね。ウンコは食べなくでも大丈夫だよ」(byうぉーたーず)という高校の映研ノリで楽しくやってた事が想像できますね。でもパット先輩の家から撮影場所…かなり近すぎなんですけど。私はハイスクール時代に『スペース・アンモナイト』という映画に参加して、田中先輩の家に集合して松葉公園まで
松葉公園 - Wikipedia
移動して撮影しましたが、近場でしたけど歩いたらそれなりに距離はありましたよ。

ここが『フィメール・トラブル』も『ピンク・フラミンゴ』も撮影されたストリートだ!
これが追いはぎの仕事だ!

最後はスーパーモデルになったドーン・ダベンポートがボルチモアのダウンタウンのランウェイをウォーキングするところ。場所はボルチモア・シビック・センター(現CFG銀行アリーナ)の真ん前。撮影当時はNBAボルティモア・ブレッツ(現ワシントン・ウィザーズ)の本拠地だったところです。
CFG Bank Arena - Wikipedia
名古屋でいうとナゴヤドームの真ん前のペデストリアンデッキでウォーキングしたってとことになるのかな?

©1974 John Waters. ©MMI New Line Productions, Inc.
©2015 プッチー・ミンミン


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