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転職をした当時のこと②〜心が悲鳴をあげてしまい…

前回、今の会社に転職した経緯について
少し、綴らせていただきました。

転職した当時、辛くて
でも嫌なまま辞めるのが嫌で…と、
前回そこまで書きました。

嫌なまま辞めたくはありませんでしたが、
経理のトップ(めんどくさいからTさんにします)
からの当たりは強く
精神的にどうにかなりそうでして、

このままじゃ私
心が壊れちゃうなという危機感から
会社を離れるため動いたことがありました。

そして、目星をつけていた一社と
面接の日程が決まり、進み始めたとき、
Tさんが辞めると聞かされたのです。

理由は、
「もっと経理の専門的なことがやりたいから」
だそうでした。

上司から聞いたとき
驚きましたし
残念だなーって雰囲気の演技をしましたが
心の中ではガッツポーズ。

よっしゃ!!
やった!!

だっていなくなるのです。
悩みの元凶が
ストレスの根元が

嬉しくてたまりませんでした。

Tさん、辞めるとなったら
本人も晴れやかだったようで
よく喋るようになりました。

社員さんと、私語を喋る喋る。

私はそれを
「うるさいな…誰も興味ねーんだよ」
と、小声でボソボソつぶやいていました。

聞こえないようにですが
本気で反応してしまったことが
1度だけ、あります。

それは、Tさんが


「メンタル強い人って羨ましいな
私もメンタル強いって言ってみたい」




と言った言葉です。


それには全力で




は?




でしたね。

たぶん、笑っちゃってたと思います。
だって、だってね?

散々、人を傷つけてきたアナタが?
もうウケ狙いじゃん、すごいこの人と。

話を戻しますが
面接が決まった会社と、
一次、二次と
順調に進んでいきました。

ですが、Tさんが辞めてから
ストレスがグッと減り
辞めるの辞めようかな、と
葛藤していたんですよね、この時。

いっそのこと
不採用の連絡をもらえたらいいのに、と
罰当たりなことを考えたりもして。

うまくいけばいいな、と思うと
そうはならないように

うまくいかなくてもいい、と思うと
うまくいったりします。

転職を考えた会社から
採用のお電話をいただきました。

嬉しいけど複雑で
返事はするものの
条件などの話は入ってこなくて
どうしよう、と真っ白でした。

在職中と話していたため
辞めるタイミングは会社に話してみてください、
こちらは、早く来てほしいと考えています。

必要としてもらえたことは
素直に嬉しかったです。

この会社の代表との面接で

「時給はどのくらいがいい?」

と、聞かれまして私は

「ずっと最低賃金でしたので
最低賃金で充分です」

そう、答えました。

そうしましたら、代表の方は

「あなたはもっともらっていい
自分を低く見積もるのはもったいないです」

そう、おっしゃってくださいました。


結局私は、その会社の採用のお話は断わり
今の会社に残っているわけですが

今の私の目標は

あの時、あの選択をして良かった


そう、思えるようになること。

でも現実は
あの時、転職してれば良かったんじゃないか?
…そんな後悔ばかりであります。

そうじゃない
これで良かったんだ

言い聞かせる毎日

今もなお、戦っています。

次の転職の話は
今の会社に引き留めてもらった話を
綴りたいと思います。

つづく。

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