データドリブンな会社を目指そう 〜データ成熟度で現状を知る〜
みなさんの会社はデータを活用できているでしょうか?
今回は組織がデータを活用できているか、その成熟度についてお話します。
データ成熟度を測るための3基準
最初に成熟度を測るためにポイントとなる3つの基準を確認しましょう。
データが整備されているか
まずはデータが整備されていることが重要です。
例えば営業さんが日々業務をされるなかで得た知識や情報が、手書きのメモとしてのみ残ってはいないでしょうか?
この状態だとその人しかデータからの恩恵を得られず、有効活用できているとは到底いえません。
電子的なデータとして情報を残すよう整備しましょう。
データ基盤が構築されているか
情報が電子化されて一応誰でもアクセスできる状態になっていたとしても、どうやってそのデータにアクセスしたらいいのか、どういうデータ形式になっているのかがわからなければ活用はできません。
先の営業さんは全てExcelで自分のPCに情報を残し、別の人は単なるテキストで残している。
そんな状況ではだめだということです。
情報を一元管理して誰にとっても使いやすい形で情報を活用できる、そんなデータ基盤を構築しましょう。
(データエンジニアのちからの見せ所がここであり、最も難しい部分でもあります)
意思決定がデータドリブンになっているか
最後、データを活用できていなければどんなデータ基盤も宝の持ち腐れです。
組織長や経営陣はデータ基盤から生まれたレポートやダッシュボードを見て意思決定を行っているでしょうか?
肌感覚で意思決定ができるいわゆるカリスマ的な人は素晴らしいですが、それに頼り切った組織運営や経営は再現性が低くて持続しません。
データドリブンな意思決定を行いましょう。
データ成熟度の5段階
レベル1 属人的なデータ活用
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