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知っているようで知らない身体のこと

「腹式呼吸で息を吸うと、なぜお腹が膨らむのか」

みなさん、その理由をご存知でしょうか?

・・・えー、お恥ずかしいことに、私は「お腹に空気が入って膨らむからだ」と、ずーっと思ってました(爆)
(ちなみに、息子にも同じ質問をしてみたところ、同じ回答が。さすが、私の息子😏)

よく考えればですよ、腸や膀胱、腎臓といったお腹周りにある臓器が、酸素を取り込んだからといって肺のように膨らむはずはないわけで😅

でもなんか、呼吸に呼応するように、お腹がぽっこりと膨らむじゃないですか!
だから、肺から漏れた空気が(この時点で、ヤバい病気に犯されてる感が半端ないですが😓)、内臓と内臓の間に送り込まれるのかな〜なんて。
え、えへ。

さて、正解は、というと。

息を吸う、ということは、肺が大きく膨らみ、肺の下にある横隔膜が下へと押し下げられます。
そして、横隔膜の下にある様々な臓器が、横隔膜と骨盤底筋に挟まれて、ぶにょ、とつぶれるわけなのです。
この図だと、横方向だけにお腹が膨らんでいるよう見えますが、実際には縦方向、お腹の前の部分も、ぽっこり出る、という現象が起きる、というわけなんですって😳

原因は、「お腹に空気が入るから」ではありませんでした😅

知っているようで知らない、身体のこと。
私が毎週通っている太極拳教室では、こんなお話を毎回、先生に教えていただきながら、「ほえーっ!」と、40代半ばにして、たくさんの学びを得ています。

人体って、オモシロイ。
そしてまぁ、今まで、よくも知らずに生きてきたものだ、と自分の無知さを反省せずにはいられません😭

自分の身体の仕組みを知ること。
まずはそこから全てが始まるのだな、と、太極拳教室に通うようになってから、しみじみと感じるようになりました。

構造や仕組みを知った上で、正しいメカニズムをインプットする。
そうすると、身体に対する思い込みや、間違った知識が払拭され、身体の動きが変わっていく。

(先日書いた記事も、まさにこのことを表している内容でした。その記事は、こちらから↓)

と、ここまで記事を書いたところで、よく拝読するROMAさんのnote記事を読んでいたところ、こんな記載がありました。

身体は借りもの。
この肉体がなければ、この世界での体験はありません。
おいしいものを食べたり、美しいものを見たり、スポーツを観て興奮したり……。
身体がなければ外側から眺めることはできても、喜びや悲しみを実感できないのです。

今年のテーマ 衣・食・住 (ROMAさんの記事より一部抜粋)

確かに🤔
ついつい、「自分の身体なんだから」と、自分の所有物だと思ってしまいがちだけれど、肉体は天から、宇宙からお借りしているモノだとすれば、もっと大切に、丁寧に扱ってあげなくてはいけないのかもしれません。

心のことは、たくさん興味を持って、学び、深めることを続けてきたけれど、心と身体、両方とも大切な要素。どちらが欠けても、本当の意味での健康や幸せは、得られないような気がします。

身体のことも大切に慈しんであげること、心と身体を同じレベルに整えてあげることが、心にとっても、身体にとっても、さらに自由で、軽やかなフェーズへ行くために、必要なプロセスであるのかもしれません😌

♡special thanks to♡
やまだひろこ先生
先生の太極拳教室のHPはこちらから😌👇

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