今朝は久しぶりに、いつも行く神社に散歩に出かけた。
心に迷いがある時に対話する場所。
湧き水に手をひたし、御神木に挨拶をして、本殿にお参り。
そして、いつものように池の前の石段に腰を下ろす。

私の手には、数年前に色々なことを書き記していた雑記帳。
最後のページには、万年筆で「2020/2/11」の日付と、その日の出来事が、絵日記で記されていた。

１ページずつ戻っていくと、初めてひすいこたろうさんの講演会に
行った日の感想や、自己啓発本を見ながらやったワーク、会社員時代のToDoリストに、父の病院に付き添った時のメモなど、いろいろな記録が残っていた。

最初のページに書かれていた日付は、「2015/11/26」。
途切れ途切れではあるが、８年間にわたる私の葛藤の記録が、そこにはあった。

ふと、ノートから目をあげると、見慣れた景色が目に飛び込んでくる。
こんこんと水の湧き出る静かな池、水子地蔵の小さな祠、そしてそれらを見守るようにそびえ立つ木々。

私を見守り続けてくれたその景色は、いつもと変わらぬ佇まいで、私を包み込んでくれる。

じんわりと目の奥が熱くなり、視界がぼやける。
なんの涙かよくわからなかった。
私はしばらく、焦点の合わないまま、静かに波打つ池の水面を見つめていた。

そんな風に始まった今日という一日は、特別な日になった。

① 整体師さん、ヨガの先生、足踏みマッサージの専門家の御三方に、身体中を揉みほぐしてもらえて、ツイてる

② すべてのタイミングが、図ったかのように連動していて、ツイてる

③ 息子から「今日の夕飯は満足感があるなぁ」というお褒めの言葉をいただいて、ツイてる（ただし、全て買ってきたお惣菜😝）

④ 今日お誘いしたZoomMTGが、今日のうちに実現できてツイてる

⑤ 大事なことを、思い出させてくれる方と出会えて、ツイてる。しかも、このタイムリーなタイミングで。

自分の人生の中の、どこに焦点を当てて見るか、が大切なのだ。
焦点を当てる場所を間違えなければ、メッセージはいたるところに転がっている。

大切なことを、思い出させてくれた一日に、感謝。