ぴょん

芸術特化のポンコツ国語教師の頭の中を言語化しますよ的なアカウント。語彙力ないのでお手柔…

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芸術特化のポンコツ国語教師の頭の中を言語化しますよ的なアカウント。語彙力ないのでお手柔らかに。 ※ネタバレ必至 #アニメ #漫画 #映画 #本 #芸術

最近の記事

「かがみの孤城」の伏線回収の秀逸さに涙が止まらなかった話

私は、人が少なくなった夜の映画館で ひっそりと、1人で静かに観る映画が大好きだ。 年末になり今年の仕事も納め、息抜きに映画館に行く。 そこで2回目のスラムダンクを観るか、 興味のあった「かがみの孤城」を観るか迷い、後者を選んだ。 結果として、今期のダークホースなのではないかと 言えるぐらい、心が温かくなる素晴らしい作品だった。まさに1人映画にぴったり。静かに作品と向き合う良い時間になった。 主人公の安西こころは中学1年生。学校でさまざまな問題を抱え不登校になっている。

    • 「鬼滅の刃無限列車編」から見る煉獄杏寿郎と猗窩座の対照性

      日付は変わってしまったが、昨日12/10(土)に「鬼滅の刃無限列車編」がテレビで放送されていた。 映画公開時から早2年以上経つが、あの時の盛り上がりっぷりは今思い出しても凄かった。私もその一員であり、映画館に3回ほど観に行ったことも記憶に新しい。あの頃の私は本気で煉獄さんが好きだった気がする。笑 無限列車編を観ていつも秀逸だと思うのが、煉獄杏寿郎と猗窩座の対比表現である。 原作の話も含まれるので、アニメ派の人はネタバレになるのでご注意を。 煉獄杏寿郎は作品の中で、熱く

      • 「THE FIRST SLAM DUNK」連載終了から25年経っていても強気な姿勢が最高だった件

        12/3(土)上演初日に観に行ってきた。 本日12/7(水)、観てからもう早4日経つが余韻が消えない…。 私としては最高に良かった。 良かった点を書いていく。まとまっていないがお許しを。 まず、題名にも書いた通り、原作終了25年以上経っているにも関わらず、原作知ってて当然だよね?と言わんばかりの強気な内容に非常に好感を持った。 花道と流川の関係性も、山王のメンバーの紹介も、なぜ山王と戦っているかも、一切の説明なし!笑 宮城リョータのエピソードと山王戦というシンプルに2本柱

        • 「すずめの戸締り」から気付かされた自分を前に進めるのはいつだって自分自身だということ

          新海誠監督の新作品「すずめの戸締り」をみた。 まずは綺麗な映像に惚れ惚れした。 3.11をテーマに描いているというのを聞いていたので、どんなものかなーと思っていたが、私は想像以上にヘビーな作品だという印象を受けた。 印象的だったシーン ①被災地を見て「ここってこんな綺麗なところだったんだな」という被災未経験者と、「ここが綺麗?」という疑問を持つ被災者の認識のズレ 震災後、数年経ち崩れたビルや家屋の瓦礫は撤去され、平地となり緑豊かになっている。それを見て、被災未経験者は

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