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吉田のうどん 

吉田のうどんといえば、

「顎砕き」

などとも言われる、コシが強く腹もちが良い麺が特徴

一説によると、機織りが盛んだった富士吉田市。
昼ごはんを男性が作ったのがきっかけで、
麺には塩を多く入れ噛みごたえを出し、腹持ちをよく。
体を使った仕事なので、お汁も濃いめ。
具はシンプルに茹でキャベツ。
と、いうのが評判となった。

お店によっては、肉うどんを頼むと、桜肉(馬肉)の甘ジョッパ煮も。
っていうのが基本かなー。

あとは、店ごとの「スリだね」

こんな感じで、唐辛子をベースに店独自のスリダネがあります。
山椒が入っていたり、ごま油が強かったり。
スリダネではなく、
青唐辛子の醤油漬けなんかも。

替え玉制度や、
冷たい麺に、あったかい汁をつけるタイプ。
冷やしなんかも美味しいですよ。

地元の人は、それぞれの組み合わせで、2杯くらい食べる方が多い。

そして
今では、小上がりや、テーブル席の「お店」が多いけど、
昔は、本当に民家の大広間なんかを昼だけ開放して営業するお店が多かった。
玄関も民家の玄関そのまま、暖簾もなし。
居間には、家族写真や仏壇。
みたいな。
お店のお子さんの成長に皆で目を細めたり。

今じゃ、ちょっと怖いですが。。

他にも、
富士山に登る方が、白い物にあやかり食べた湯盛りうどんもあったり。
うどん文化が根付いています。

麺は、
お店にもよりますが、
かみごたえがあり、ツルッと、もちもち。
いや、モッチモッチ。
大盛りにすると最後はこめかみが痛い。。

「だがそれがイイっ」


富士吉田にいらっしゃる際には、

ぜひ

吉田のうどん」

をお試しあれ!!

今気がついたのですが、吉田うどんとはあまり言わず、
吉田のうどん
がしっくりくるなー。


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