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大会出場においての失敗って何?

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作ったり、プロモーションの仕事をしています。1ヶ月ほど冬眠しておりました笑 でも、前々回の記事「感謝」ではたくさんの方に読んでいただけて嬉しく思っています。
noteを書き始めて3年。自分のペースではありますが続けられて今後もアストプットに頑張っていきたいと思います。

失敗とは負けること?

先日、ジュニアアスリートの親御さんが、
「次の地域大会で失敗することができないので、このラケットを選んだら勝てますか?」と訊かれました。
ちょうどその時はコーチとしてではなく、本職(テニスショップのラケット販売)中だったので、なんだ?この親御さんの考えは・・・!!!!
2つも方程式に当てはまらないことを言っていると驚きました。

まず「失敗」=「負けること」と解釈をしていること。この方程式「運」を組み入れていないです。勝負事に絶対はないと言われています。それは「運」というものが影響するからです。また、「負けること(負けたこと)」は未来にとっては勝利への大きな影響を及ぼすので、「失敗」という言葉で片付けてはいけません。

ラケット選びは勝つ確率を上げることはできる

2つ目は、ラケット選びによって「勝てる」という断言はできないことです。
「勝つ確率を上げる」ことはできると思います。
ラケット選びは難しいです。間違ったものを選ぶとケガのリスクが上がります。特に成長段階のジュニア選手へのラケット選びは慎重になる必要がありますが、勝利を確実に持ち込むことができるということはできません。

私自身がこのジュニアアスリートの親御さんと会話をしていて、
試合をする本人ではなく、親御さんの発言ということが1番怖いことだと思いました。テニスの試合をするのは、親御さんではありません。勝負の行方を左右できる立場には立っていないことを自覚することから始めなければいけないのでは・・・
と思いました。


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