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進化するクイズ

子育てをしていて驚かされるのは、こどもの吸収力の高さ。
気になることを まわりから取り入れて どんどん自分のものにしていく。
今回は、息子の出すクイズの話。

クイズというものを覚えはじめたころ。
「なーんだ。」
唐突に始まる。手がかりがない。ぱっと思いつくものを挙げてみる。
「パワーショベル!」
「ブ―」
「みかん!」
「ブー」
難問だが、「ピンポン」も言いたいらしく、3つ、4つ解答するうちに正解が出る。
奇跡的に1つ目で正解すると、結構うれしい。

だんだん、問題の形ができてくる。
「〇〇(←自分のこと)の好きな動物なーに。ヒントはお鼻が長いよー。」
優しい。ヒントまで出してくれる。でも、そうだっけ?
「ぞうさん?」
「ブー、正解はキリンさんでした。」
やっぱり。ミスリードだ。
言い間違いなのか?わかって言っているのか?無邪気な言い間違いだと思いたい。

鉄道に興味を持ち始め、鉄道クイズが多くなってくる。
「800系 新幹線はなんでしょう。」
息子に鍛えられて、私も詳しくなっている。これは わかる。
「つばめ!」
「ブ―、正解は B です。」
三択を覚えたらしい。
しばらくして、選択肢も用意してくれるようになるが、正解はほぼA。すんなり選択肢Aを言った後、「Bはー、えーとね…」と一生懸命考える姿がかわいい。

つい先日のこと。
「バン、バン、バン、バン、バン。 バンって何回言ったでしょう。」
ひっかけ問題を覚えたのか?どっちだろう。うーん…
「5回!」
「正解は………、CMのあとで~。」
演出を覚えたようだ。間のとり方もバッチリだ。
横で聞いていた娘も大笑い。
「で、正解は何回?」
「え?」
どうやら、"CMのあとで"を言いたかっただけの様子。そのために問題を出すとは、なかなか やるな。一瞬ひっかけ問題かと思ったが、本人は無自覚の模様。

ただいま4歳。今後はどの方向へ進化するのだろう。楽しみだ。


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