【日記】ポモドーロ法変更

 どうも三十分、正確には二十五分単位の時間区切りというのは合わないような気がしてきた。
 実験として、一時間単位に、ということは全く普通の時間割と変わらないわけだが、その分け方に戻してみることにした。
 本来のポモドーロは二十五分で一セット、小休憩が五分、そして四セット合計二時間で大休憩の十五分を挟むわけで、この割合を一時間に直すと、
正味対象行為をしている時間 100分
休憩時間 30分
全体130分

 この比率を一時間に直す。
60分は130分の0.461538461538……(循環小数)倍である。
130分の内訳を60分におさめると、正味対象行為時間(切り上げ)は47分。休憩は13分となる。
この、小休憩の挟まっていない時間をペースト状にしたポモドーロ法で、今やっていることを取り組んでみることにした。
 ポモドーロのペーストなので、トマトペーストである。ピザにも乗っかっているような、万能食材である。

 新しいワイヤレスイヤホンを買ってもらったので、あらゆる音楽が新しい響きを得た。特にビートルズ解釈がまた一つ変わった。解釈というほどのことでもないが、聞いていると、今まで意識に入ってこなかった音が聞こえてきたりする。迫力が違う。
 一つ感じたのは、ラバーソウルのThe Word。今までもコーラスの美麗さに打たれる曲ではあったのだが、今まで聞こえなかった、カットギターのエコー、そこから何となく現れる空間を感じることが出来た。そして、その空白と、コーラスの圧がどんどん足されること。聞けば聞くほどメチャクチャな編成の曲だ。やはりビートルズは、当時考えうるかぎり新しいことをしていた。その革新性は、何だかわからない圧として感じられる。こういうものが優れたものなのだという感想を得た。

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