ニューロンはバグるのか(傾向と対策)8. 停滞と突破

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不本意な投薬の結果。
頭痛と吐き気が劇的に改善しました。
しかし気分の面には影響がなく、そもそも元々鬱ではないので当然そちら方面には効くはずもなく、ならば何故頭痛と吐き気にだけ効いたのかは謎……だったのですが、それについては後々知ることになります。

不本意な転科の結果。
これはよろしくない方向にいってしまいました。
耳鼻科の先生の仰る通り、お名前で検索すると様々な功績が出てくるような文字通りの名医だったのですが、それと「自分に合うかどうか」は別の話で、残念ながら私とは合わなかったのです。先生は大変穏やかな方ですが、私はズバッと言ってほしい派なので。
そして、毎月X大病院に通い診察という名の質疑応答に挑むも上手く噛み合わないまま処方箋が出て終わる、という状況が半年ほど続きました。
たしかにお薬を飲んでさえいれば頭痛と吐き気は治まりますが、私自身はそれを良しとしておらず、そもそも左半身に何が起きているかはわからないままでしたので、全体的な原因の究明と根本的な治療を求めていました。しかし先生はそのあたりには触れてくれません。誘導逆質問のようなことも試してみましたが上手くいきません。そのままずるずると時だけが経っていきました。

停滞したまま夏が過ぎ秋が来た頃、ついに我慢できなくなったので、先生に思いっきり希望要望をぶつけてみました。
「もしここだと厳しいなら、他の科を紹介してください」
「そうですね……では神経内科を」
あら、あっさり。
「そちら(神経内科)ではっきりするかどうかはわかりませんが、一度行ってみるのは良いと思いますよ」
「じゃあ、紹介お願いします」
ということで、再びの転科となったのです。

神経内科の先生は即決即実行かつ直球を投げてくるタイプでした。
今度こそ結論が出るのでしょうか……?

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