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    音楽レビュー連載「髄の年輪のモノローグ」の一覧です。毎月第1日曜日更新。(日付が変わった後の深夜になる可能性もあります)

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    小説「グッバイ、スペルバウンド」の試し読み用マガジンです。詳しくはnote「はじめに」をご覧ください。

最近の記事

引っ越しのお知らせ

あけましておめでとうございます。 この度、noteから別の場所に移ることにしました。 引っ越し先は https://qeeree.hatenablog.jp/ です。 今後、新しい記事は上記URLでのみupします。 現在noteにある記事もそちらに少しづつ移動します。 noteのアカウント自体は残します。 今後は新しいところでお会いしましょう。 引き続きよろしくお願い致します。

    • 髄の年輪のモノローグ 第18回 Hermann H.&The Pacemakers『SIX PACKS』

       まだスマートフォンがこの世に存在せず、インターネットも今ほどは浸透も活用もされていなかった頃、出かけた先で音楽を掘ろうとした時の手軽な情報源といえばCDショップのPOPだった。何かのついでにCDショップに行ってPOPを見て試聴して他のPOPを見て試聴して他のPOPを……という無限ループに勤しむことは数知れず、店内滞在時間も自然と長くなっていた。気に入ったものはちゃんと買って帰っていたので許してほしい。  (もちろんお店によるとは思うけれど、)当時のPOPは店員さん手書きのも

      • 髄の年輪のモノローグ 第17回 the band apart『K. AND HIS BIKE』

         東京は西多摩に生まれ育ち西多摩に暮らす私にも、違う土地に住んでいた経験はある。当時の親の転勤の都合で、生まれてすぐに横須賀に、その次は室蘭に、そして西多摩ではない都下エリアに。まだ幼稚園にすら入っていない年齢だったので、そのあたりまでのことは覚えていない。で、幼稚園からは西多摩で、その後もしばらく西多摩で、西多摩の中で引っ越したことはあれど、ずっと西多摩だった。  そして、大学生になり、一人暮らしをはじめた。埼玉で。西多摩から気合いで通おうと思えば通えなくはなかった。けれど

        • 髄の年輪のモノローグ 第16回 KAN『愛は勝つ』

           私が幼少時に蓄えた記憶のフォーマットはほとんどがJPEGで、消えかける度に複製して保存するという行為の繰り返しで劣化しているし、間に合わなくて消えてしまったものもたくさんあるし、そもそもそれらが本当に自分で見聞きしたものなのかどうかもよくわからない。後から写真を見せられたりして得たものかもしれないし、もしかしたら想像がそのままこびりついてしまったものなのかもしれない。  ただし、ひとつだけ、動画として残っているものがある。古いので解像度は低いけれど、しっかり記録されている。

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        記事

          【趣味のレビュー】EXTRUDERSの配信ライブに、無観客配信の最高到達点を見た

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          【趣味のレビュー】EXTRUDERSの配信ライブに、無観客配信の最高到達点を見た

          髄の年輪のモノローグ 第15回 SAKEROCK『慰安旅行』

           高円寺に「円盤」というお店がある。ものすごくざっくり言うと「イベントも喫茶もできる、自主制作盤をメインに取り扱うインディペンデントなCD屋さん」ということになるんだろうけれども、それだけではとてもとても表現しきれないので、実際に足を運んでみるのがいちばん良いと思う。  その円盤が主催する「円盤ジャンボリー」というイベントがあった。会場は渋谷O-nestで、毎回だいたい3days(1日だけの時もあれば5daysの時もあった)。「6階がバーフロアで5階がライブフロア」という間取

          髄の年輪のモノローグ 第15回 SAKEROCK『慰安旅行』

          髄の年輪のモノローグ 第14回 pre-school『this album』

           義務教育は国と保護者の義務なので、小学校も中学校も(私立や一部例外を除いては)あっさり入れるけれど、高校は選んで受験して合格しなければ入れない。義務教育期間をごくごく普通の公立の小中学校で過ごしてきた世間の大多数の人にとって、高校受験がはじめての「その後を左右する受験」になる。私もそうだった。  自分の学力と相談して、とある都立の高校を受けることにした。先に滑り止めの私立の試験があって、受かってはいたけれど、そこには行きたくなかったので、私なりにがんばって勉強した。そして、

          髄の年輪のモノローグ 第14回 pre-school『this album』

          髄の年輪のモノローグ 第13回 Small Circle of Friends『CIRCLE』

           東京の西の端、西多摩の山沿いでもテレビ神奈川が受信できる。そのことを知ったのは、小学生の頃だった。その頃の私はまだテレビっ子で、自分専用のテレビデオを与えられていた。それを部屋でずっとつけていたので、東京都民の思う「普通のチャンネル」(当時は1・3・4・6・8・10・12)以外のものが見られることに気付くまでには、そう時間はかからなかった。そして、「普通のチャンネル」とは少し違う独特な雰囲気に惹かれ、中学生になる頃には(他局のアニメや音楽番組を見る時以外は)ずっとテレビ神奈

          髄の年輪のモノローグ 第13回 Small Circle of Friends『CIRCLE』

          髄の年輪のモノローグ 第12回 EXTRUDERS『neuter』

           18歳の春に音楽ライターになり、ほぼ同時にライブハウスに通いはじめた。音楽の勉強のつもりでも、ライターとしての使命感でもなく、「もっとたくさんの音楽に触れたい/観たい/聴きたい」という純粋な欲求からきた、ある意味かなり本能的な行動だった。それが未だに(頻度こそ下がったものの)続いているのだから、恐ろしい。  都内を中心に、時々他の県にも侵入し、色々な街の色々なライブハウスに足を踏み入れた。1,000人以上入るところから、30人くらいでいっぱいのところまで。現存しないお店も多

          髄の年輪のモノローグ 第12回 EXTRUDERS『neuter』

          髄の年輪のモノローグ 第11回 ウルフルズ『バンザイ』

           今の「小学校」という場所がどんなもので、どんな雰囲気なのかは知らない。ので、現在の実際のそれとは剥離しているかもしれない。けれど、これは、20年以上前に西多摩のとある小学校で実際にあったことなのだ。  義務教育を受けていた間、特に小学校時代には良い思い出がない。とはいえ、学校でいじめられていたわけでもなく(生まれつきの変わり者であるが故、あまりにも浮きすぎていて、いじる対象にすらなっていなかったのだと思う)、不登校だったわけでもなく、むしろ家にいたくなかったので積極的に登

          髄の年輪のモノローグ 第11回 ウルフルズ『バンザイ』

          髄の年輪のモノローグ 第10回 YELLOW MAGIC ORCHESTRA『SOLID STATE SURVIVOR』

           私には叔父がいる。母の弟。物心ついた時からずっと、祖父母宅の2階に住んでいる。  私は一人っ子で、親は共働きだったので、小学校を卒業するくらいまでは祖父母宅に預けられることが多かった。平日は学童保育、学童がない時は祖父母宅、という流れ。  祖父母宅の1階には大きな書庫がある。かなり大きく、もはや気軽に「本棚」と呼べる規模ではない。そこに叔父の所有物がぎっちり詰まっている。ハードカバーの本が8割、CDが1割、撮りためたVHSテープが1割といったところ。それ以外にはテレビと新

          髄の年輪のモノローグ 第10回 YELLOW MAGIC ORCHESTRA『SOLID STATE SURVIVOR』

          2019年個人的ベスト5作品のレビューを各200文字以内で書く

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          2019年個人的ベスト5作品のレビューを各200文字以内で書く

          2019年iTunes年間再生回数TOP25(楽曲別)

           そうです、毎年恒例のアレです。 【ルールのおさらい】 ・毎年元旦の朝にiTunesの再生回数カウントをリセット ・その後は同年の大晦日まで普通にiTunesを使い続ける ・大晦日の夜の時点での再生回数TOP25を書き出す ・翌朝(翌年の元旦)にiTunesの再生回数カウントをリセット ・以下無限ループ 【過去ログ】 2011 / 2012 / 2013 / 2014 / 2015 / 2016 / 2018 (※2017年はお休み)  「iTunesはともかく他社サブ

          2019年iTunes年間再生回数TOP25(楽曲別)

          【趣味のレビュー】EXTRUDERS『Hilltop Radio / Punch and Judy』

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          【趣味のレビュー】EXTRUDERS『Hilltop Radio / Punch and Judy』

          髄の年輪のモノローグ 第9回 フジファブリック『アラモルト』

           音楽ライターになってから2年ほどの間は下北沢にいることが多かった。ハイラインレコーズが撒いた種が見事に花を咲かせて、「下北系」と呼ばれるシーンが活気付いていた、というのが大きな理由。お仕事のお相手も、観たいアーティストも、聴きたい音源も、下北沢に集まっていた。(ちなみに、次点は新宿、僅差で渋谷、といった状況だった。そのあたりの話はまた追って)  当時の下北沢では、ライブハウスにひとりでいるだけでも、様々な情報が入ってきた。フリーペーパーが大量に置いてあったというのもあ

          髄の年輪のモノローグ 第9回 フジファブリック『アラモルト』

          髄の年輪のモノローグ 第8回 Hi-STANDARD『MAKING THE ROAD』

           「パイオニア」という言葉がある。英語で書くと「pioneer」。意味は「開拓者」とか「先駆者」とか。つまり、誰も踏み入れたことない場所に道を作っていく人のこと。  Hi-STANDARDというバンドは、まさに文字通りの「パイオニア」だった。パンクロック界隈だけではなく、日本の音楽界全体に於いても大変重要な存在。自覚の有無や度合いの差こそあれど、彼らに影響を受けていたり、彼らの轍を歩いているミュージシャンは数知れない。  とはいえ、彼らが全力疾走をやめてから19年が経つ。復活

          髄の年輪のモノローグ 第8回 Hi-STANDARD『MAKING THE ROAD』