仮面ライダーの敵組織といえば悪の秘密結社ショッカーで、ショッカーといえば怪人ですが、もうひとつ忘れてはならないのが戦闘員ですね。
組織のために絶対忠誠で活動し、直属の上司である幹部怪人にはこき使われ、何かあれば問答無用に処分される、まさに組織の捨て駒の鑑、それが彼らです。
まずはそんな戦闘員たちを新クトゥルフ神話TRPG用にデータ化してみました。

ベレー帽戦闘員

ベレー帽戦闘員は最初期に登場したバージョンで、不気味なメイクを施しており、悪の秘密結社を通り越して邪悪カルトっぽい雰囲気すら感じさせてくれます。
撮影当時、ベレー帽戦闘員のメイク代がかかるのでそれを極力抑えるために途中からはアイマスクを採用したのだそうで、低予算で頑張ってたことが伺えますね。
彼らも設定上は一応改造人間で、なんと一般人の３倍の戦闘力をも持っています。
一般人の３倍って、どれくらいの強さになるの？
うーん、よく分かりません。
一般人の戦闘力って、犬にも負ける程度だと思うのですが。
でも強そうなイメージだけは伝わってきます。
３倍というのが３人を相手にひとりで戦えるほどを指すならそれはもうプロですし、だからって適当に値を決めてしまうと後発の戦闘員や改造人間の能力値が訳わからなくなりますし。
そこで基本能力値とスキル基本値を若干上げて、武器スキルをメインに据えてみました。
一見パッとしませんがこんなもんでしょう、多分。

黒戦闘員、赤戦闘員

そして次に登場した黒戦闘員は全身黒ずくめのタイツというかコスチュームで、これがいわゆる皆が言うところのショッカー戦闘員ですね。
中でも赤いコスチュームを着た者は赤戦闘員と呼ばれるリーダーです。
やられ役が毎回同じ顔ぶれだとバレないようにプロレスの覆面をかぶるようになったそうですが、「イーッ」という声もあってどこかユーモラスでわりと好きです。
そんな彼らの戦闘力はどうやら一般人の1.5倍〜4.5倍とのこと。
いや、明確によく分かりません。
一般人よりちょっとだけ強いのか、ベレー帽戦闘員の1.5倍でだいぶ強いのか。
まあベレー帽より弱っちいと話になりませんからね、データ上では一応ベレー帽の1.5倍ということで考えました。
一見パッとしませんがこんなもんでしょう、多分。
常人よりは強いけど、格闘技に長けた相手には敗けてしまう、そんな塩梅です。
クトゥルフTRPGの探索者はそこら辺の人よりも技能に長けていることがほとんどなので、丁度いいのかもしれません。
赤戦闘員はリーダーなら黒戦闘員よりも強いのでは？と言われそうですが、リーダーは武器の取扱よりもリーダーシップの有無が重要なので、能力値的には差はないものとしました。
もし個性を与えたいならGMが独断でそうすればいいだけですしね。

それにしてもショッカー戦闘員をクトゥルフ用にデータ化してどうすんでしょ。
シュブ＝ニグラスと同盟でも組むとか、安易に神話生物や邪神と組み合わせるより、ここは純粋に人間科学の狂気を楽しむために登場させるのがよいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
しばらくはこのショッカー戦闘員の記事とモンハンライズのモンスター記事を交互に進める予定です。

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