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#08 アオアシラ

ウルクススをデータ化したついでにアオアシラを作成しました。

モンハン界の"森のくまさん"

替え歌にするとこんな感じでしょうか。
モンハンライズを遊んでないと何のことやらサッパリな歌詞です。

ある日 大社跡 アオアシラ 出会った
花咲く大社跡 アオアシラ 出会った
アオアシラ 言うことにゃ
はちみつ 置いてけや
ボコボコ むしゃしゃ むしゃ
ボコボコ むしゃしゃ むしゃ

アオアシラは蜂蜜が好きすぎて戦闘中にハンターから蜂蜜を盗んでかぶりついたりするお茶目モンスターです。
モンハンライズの登場モンスターにはすべてモチーフとなる妖怪が割り当てられてまして、アオアシラの場合は長野県木曽谷に伝わる「鬼熊」なる妖怪だそうです。
歳を経た熊が巨大な妖怪へと姿を変えた存在であり、夜更けに人里に現れて、牛や馬などを襲って山へと持ち去る、とのこと。
え、それ普通に熊ですやん。
ただ本州にいるのはツキノワグマで、1.4m程度と小柄なんですよね。
人の背丈を超える大きな熊となるとヒグマしかいませんし、そのヒグマの生息地は北海道です。
なので本州で巨大な熊となるとナルホド、妖怪の出番ですね。
ちなみにアオアシラの体長は6m〜7mなので、2階建ての屋根まで届きますね。
しかも熊よりゴツゴツしてて、トゲあるし、見るからに強そうです。
ところで鬼熊って蜂蜜食べるのかな。
熊にハチミツって、どうしても熊のプーさんのイメージになりますね。

今回考えたデータはあくまで通常種アオアシラのものです。
アオアシラをシナリオで使うのなら、普通に熊の化け物みたいな感じがもっともふさわしいでしょうし、いっそ山のヌシ「ヌシ・アオアシラ」として登場させるのがかっこいいと思います。

シナリオフック

昔々ある所の岳の奥に、山の荒はばきヌシを崇めるための社を奉った鎮守の森があった。
そこには修験者が斬り落としたと云われるヌシの右腕が奉納されていた。
そのヌシ右腕に右手を通した者は、恐るべきヌシの剛力と精力と飢えを手にすると言い伝えられている。
ただしひとたび腕に通したならば、斬り落とされない限り、二度とそれを外すことはできない。
その荒はばきヌシの社は神道とは異なり、穢れたものであった。

そこにヌシの毛皮を身に纏う、ヌシの如き形相をした賊が現れた。
斬っても死なず、高所から落ちても死なず、はちきれんばかりの筋肉と血管が露わになってるそうな。
ヌシの恐るべきパワーを手にした賊は、しかし右腕だけは人間の手のままである。
ヌシの残留思念に取り憑かれている彼は、失われた右腕を取り戻すために野山を彷徨っているのである。

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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

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