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#004 人喰いサラセニアン

雑談

前回の投稿からひと月半経ちました。
時間が過ぎるのは本当に早いですね。
普段は仕事を終えて家に帰るとひたすらモンハンをして過ごしてる私ですが、先日かつてのバンド仲間からヘルプ要請の声がかかるという非常にありがたい話しがありまして。
1年前にとあるきっかけで音楽を捨てて以来、もう演奏することも歌うことも二度とないだろうと思ってましたが、どうやら私の見えないところで音楽の歯車はまだ止まってなかったようでして。
今はア・バオア・クー脱出直後のアムロの心情に似てますね。
「僕にはまだ帰れる所があるんだ。こんなに嬉しいことはない」てやつです。
そんなこんなで今その練習時間もあったりで日々至ってます。
ほんの些末な出来事とはいえ、人生ってどこでどう動くか分からないものですね。

食虫植物というチョイスがいい

さて、今回の本題に移りましょう。
サラセニアンは食虫植物をモチーフとした改造人間です。
植物なんて何を考えてるかサッパリ分からない、そんな生き物を改造人間モチーフにするなんて最高だと思います。
そもそも何かを考えたり出来るのか、という疑問もあるでしょうけど。
ただ生き物にとって脳は絶対必要なものでもないですし、脳がなかろうが生存競争を生き抜いて進化し続けるには種としての経験則は必要ですし。
植物だって生き物なんですからね、何か考え事はしてることでしょう、多分遺伝子レベルで、知らんですけど。

ちなみにウルトラQではマンモスフラワー、ウルトラマンではグリーンモンス、ウルトラセブンではワイアール星人という植物モチーフがそれぞれ放送初期に登場してます。
対抗意識というか、切磋琢磨とも言えましょうか、そんな関係が垣間見える気しますね。
ワイアール星人には子供心に恐怖心を覚えた記憶があります。
ウルトラセブンの星人もデータにしてみようかなと思った時期もありましたが、まあそれは暇があればいつかの話しですね。

マスクから見える目

DC映画「ジャスティスリーグ」で、高速で走るフラッシュをスーパーマンがまさか目で捉えてる事に気付いたフラッシュが驚愕する、というシーンがあります。
歌舞伎の「にらみ」も目の演技です。
人は相手の目の動きに敏感です。
目は口ほどに物を言う、という諺がありますが、目は脳とダイレクトにつながってる感覚器官で、「外から見れる脳」とも表現されることがあります。

仮面ライダー初期の改造人間はマスクから目が覗いてますが、しかしおそらくこれは視認性を上げるためのものだったと思います。
アクションや演技をする上で「見えにくいマスク」というのはそれだけで大変ですから。
ただそれが功を奏したのか、昭和の子供たちの心をくすぐるにはうってつけだったのではないでしょうか。
サラセニアンを人足らしめてるのは、この「目」の存在のように思えます。

そんなサラセニアンですが、データ化するうちに私の悪いクセとでも言いましょうか、段々とツッコミどころが増えていきましてですね。
例えば〈プランター〉〈ガーデニング〉スキルとかがそうです。
そんなスキル貰ってどないすんねん、とね。
でも部下の戦闘員同士の日常が垣間見えるような気がして、いろんなしょーもない事をついつい想像してしまうんですよね。
これは今後の改造人間データでも増えていくでしょう。

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