2000年1月30日、朝8:00
ニュースでも観ようかとTVのスイッチを点けた正にその瞬間、ある新番組のオープニングが始まりました。
---空っぽの星　時代をゼロから始めよう
番組情報ノーチェックだった私は、そのまま30分間画面に釘付けになりました。
それが私の仮面ライダークウガの始まりでした。

そこからジオウまで毎年毎週ほぼ欠かさず観ました。
中でも龍騎、電王、W、オーズ、ガイムはめっちゃ楽しかったですね。
なんならサブライダーの中ではナックルがお気に入りです。
ちなみにライダーは昭和からほぼすべて観ております。
そんな私ですから、仮面ライダーをTRPGしたいと考えたのは極々自然な成り行きでした。

初めはアマゾンライダーの敵であるゲドンの獣人をやろうと考えてました。
ですが元を辿ってあれこれ考えてるうちに、原点からやってみたいと考えるようになり、ショッカー怪人から始めたのです。
確かクトゥルフ神話TRPG第６版が発売された後の、2005年か2006年頃だったかと思います。
一方で私の手元にあるのは長年慣れ親しんだクトゥルフの呼び声RPG5.1版だったので、ともあれそれ用に怪人をデータ化していきました。
その後仕事やプライベートが忙しくなって中断しまして、今回じつに16〜17年ぶりにそのデータを引っ張り出しました。
理由はズバリ、映画「シン・仮面ライダー」を観たから。
庵野秀明監督から「僕はこうした。君も君のやりたいものをやれ」と言われたような感覚に落ちちゃったんですよ。
緑川ルリ子風に言えば「私は至極単純なの」てとこですね。

確認したら57体目のサイギャングまでデータ化してました。
改めて眺めてみると結構粗が見えますし、なによりも現在は新クトゥルフ神話TRPG第7版の時代なので、これそのままでは公開できません。
ということで、モンハンライズをクトゥルフナイズする一方でショッカー怪人のアプデ作業にも取り掛かる予定です。
元はiBookで作成したtxtファイルなのですが、なにぶん古いデータだったのが災いしたので、MacBookAirとWindows10で交互に作業して、最終的にExcel化するというなかなかの作業量です。
でもせっかく作ったデータですし、ゆっくりになるでしょうけど、やれる所までやってみようと思います。
興味をもってくれる人がいてくれたらいいな。

蛇足ですが、当時怪人データと平行して作成してたクトゥルフ用データが、それも途中までだったりアイデア倒れになったものが幾つか発掘できました。
ジュラ期の恐竜とか（ジュラシックパークですね）
クトゥルフでスポーツを再現するとか（これ誰か最近やってた気がします）
バットマンとか（ゴッサムシティにはアーカムアサイラムありますし）
耶馬台国のクトゥルフとか（これ作ったの30年も前ですぞ、うひゃあ）。
恥ずかしくもあり、懐かしくもあり。
古きを訪ね新しきを知ること、いとエモしかな。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。