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元気な時は、いつだって怒っている💢

資本主義社会に怒っている💢

13歳:”氏ね”と言い続ける母親に怒っている💢

1日2〜3回氏ねと言われて育った。怒るまでは、純粋に死ぬ方法を検討していた。運動エネルギーと位置エネルギーという知識を知ったのは死に方を検討していた頃だった。ブラックホールに吸い込まれるとか、ユーモラスな方法を検討していた所は小学生だなと言う感じ。

でも、親が自己責任で自分を生成したということを知ってしまうと、状況は一変した。「つくったの、お前じゃねえかよ!おい💢もっと早く知りたかった。真面目に考えて損した。


14歳:義務教育が提供されないことに怒っている💢

そんな調子なので、家庭に教育を期待できるわけもない。学校は学級崩壊している。納税者が欲しいのであれば、各家庭で子供を育成するのは非効率すぎるだろう💢財産を公の機関が一元管理し、我々子供に平等に分配すべきではないか。将来、社会維持のために、納税=労働を課すのであれば、そのくらいは、やってもらわないと困る💢

社会科で共産主義の内容を扱うようになると、すでに過去、上記の内容は試された方法だったと知った。それにしたって、私は教育を受ける権利があるはずだ💢なんで教育格差があるんじゃ。そんな怒りを抱えつつ、受験はググって何とかした。


デザインに怒っている💢

15歳:学問に怒ってる💢

受験を何とかして、デザインの学科に進学した。そこで怒った。デザインが何か社会は明確な答えを用意していない。産業革命によって、大量生産大量消費がされるようになったので、従来のものづくりの設計の役割を分業化したのがデザイナーだということは分かった。

しかし、物だけでなく事についてのデザインも存在する。デザインという言葉が多用されすぎて、もはや何も指していないのと同じ状態である。なんじゃそりゃ💢めっちゃ苦労して進学したのに💢そう言うと、先生もお手上げ。

結局、素材・表現手段や構成・発想などの基礎的な職人教育を受けた。必要ではあったけど、それは現代に必要な"デザイン"を捉えてはいない。分かんない自分に腹が立った💢そうして、デザインの現場に殴り込んだ。


18歳:デザインの社会的扱いに怒っている💢

デザインの現場に殴り込んで、馬鹿みたいに働いた。

そんな中発生した、2015年のオリンピック・エンブレム盗作疑惑事件。結局あの事件は盗作したのか決着が付かなかった。

しかし、作者であるデザイナーの過去の著作物の盗作・盗用が指摘され、”国民に受け入れられない”として、エンブレムは差し替えられることになった。過去の著作物を盗用したかは本件と関係がないにも関わらず、人の気持ちであのデザインは捨て置かれた。生まれてきたデザイン自体に罪はないのに💢

そこでつくづく思ったのは、"アーティスト"にならなくて良かったということ。事業活動や社会貢献など、意義があるので、まだやっていられる。


22歳:デザインの現場に怒っている💢

夜22:00に「明日の朝までに、これやっといて」と言われて深夜労働をする。先輩に六本木を連れ回される。そんな生活を続けていた。そこに意義はない💢給料払え💢

意義のある開発をするために内製のデザイナーになった。意義や目的・課題を基準に考えた結果、グラフィックからUIに、いつの間にか職種が変わった。


すべてに怒っている💢

25歳:やっぱり親と社会と自分に怒っている💢

仕事に慣れてくると、幼少期の体験から生き辛さを感じ始めた。

1970年代にアメリカで提唱されたのはAdult Children of Alcoholics(ACoA)で、元々はアルコール依存症のある親のもとで育った人という意味で使われていました。

現在では解釈は広がり、アルコール依存症だけでなく薬物依存症、セックス依存症、ギャンブル依存症、ワーカホリック(仕事依存)などといった依存症のある親や養育者元で育つことや、機能不全家族のもとで育つことなどによるトラウマが現在の生きづらさや人格形成に影響している状態として使われるようになっています。

中略

アダルトチルドレンとは、状態像を示す用語で、診断のための医学用語ではありません。

ですが、親や養育者との関係で何らかのトラウマを負ったことにより、二次的に精神疾患の症状が現れることがあります。

https://h-navi.jp/column/article/35026768

なんで、こんな目に遭わないといけないんだ💢

自分を生成した親💢それを容認する社会💢資本主義で運営するしかない社会💢資本主義を助長する広告デザインを生業として個人的幸福を追求してきた自分💢しかし、結局は幸福になれない自分💢なんでも分かったように振る舞う医者やカウンセラー💢お前に何が分かるんじゃ💢氏ねって言われ続けて育ってみろ💢そんな風に思いながら、黙るしかない自分💢

仕方がないので、2021年の1月からアダルトチルドレンの本を読み漁って、計画的に気持ちを消化してきた。それから約2年…


26歳:自分が怒っていたことに気付いた

ここまで怒りを書いてきた訳だが、驚くべきことに、怒っていた自覚がなかった。ようやく気づいたのは、つい昨日のこと。

私の長所は、怒っていても、周りを悪い空気にしないことらしい。同僚にはそう言われた。地団駄を踏んでいるだけなので、害がないらしい。

また、特徴として理屈で怒ることがある。言語化できない気分で怒ることはほぼない。言語化できない場合、放出せずに自分で抱え込む。怒れるということは、言語化が完了しようとしているという現れだと思う。

言語化が完了し、その問題にどう対処するかがタスク化されると怒りは鎮まる。許さなくても怒りを鎮めることは可能で、「許さない」という方針が定まれば、感情は振れなくなる。

元気な時は、いつだって怒っている。逆に、怒ってない時は元気じゃない。パフォーマンスへ影響させたり、八つ当たりなどの歪んだ行動を取らないよう、時間を決めて、計画的にもっと怒ろうと思う。

ムキィーーー!!!💢スープモモが美味すぎて最高💢💢💢


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