見出し画像

PER(株価収益率)

今日はPERについて解説していきます。

PERは「Price Earnings Ratio」の略となり、株価収益率という指標となります。
株価がEPSの何倍になっているかを表しています。

株価÷EPS(一株当たり純利益)の計算式で出すことができます。
個別株投資をされる方でこの指標を見ている方はかなり多いのではないでしょうか。
私も気になる会社が見つかった場合必ずチェックします。

この指標を見て何を判断するかというとその株価が割安なのか割高なのかという判断の一つの基準として使っています。
PERが高いほど割高、低いほど割安といった見方ですね。
ただし、一概に全部の企業をなかなか同じ基準で見ることはできません。

まずは業種によって平均的なPERの数値も変わってきますし、成長の期待度合いによってもPERの評価のされ方は変わってきます。

自動車メーカーなどは比較的低く評価されがちですし(景気の状況などにも左右されますが)
グロース市場の銘柄などではPER50倍なども珍しくありません。
なので一律で判断はできないので業種ごとの大体の基準は見て判断するのがいいと思います。

注意点としては基本的には企業の業績予想に基づくEPSによってPERが算出されるので業績の修正などによってPERが大きく変動することがあるので気になる企業があれば業績予想のチェックも怠らないようにしましょう。

色々な会社の決算など見ていると自分なりの基準もできてくると思うのでいいと思います。

以上となります。
お読み頂きありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?