2024年フェブラリーステークス振り返り

 狙った馬が来なかったのはともかく、この答えには到底到達出来ないなというペプチドナイルの勝利でした。振り返りというより完全な負け惜しみではありますが、一応レース後に感じた事をまとめておきます。

 先ず、今年の1番人気がオメガギネスだった点。オメガギネスは重賞未勝利の1番人気馬。これ自体も初めてでしたが、もう一つ「G1初出走」であった点。ゴール後にペプチドナイルについてレース実況をしていたラジオNIKKEIのアナウンサー(だったと思います)が「G1初出走」「重賞未勝利馬」というのが事を言っていたと思いますが、これは正しくオメガギネスと同じ個性で、言うなればもう一頭のオメガギネスが勝ったという結果でした。もう一頭いた「G1初出走の重賞未勝利馬」はアルファマムですが、こっちが選ばれなかったのは前走が根岸ステークスだったからかなと思います。1番人気オメガギネスの前走が東海ステークスだったので、東海ステークス側のもう一頭のオメガギネスであるペプチドナイルだったという気がします。

 そしてついに初ダート馬が連対。初ダートで1番人気だったキングヘイローやカレンブラックヒルも出来なかった事を達成する仕掛けは詰まる所、オメガギネスが1番人気だったという点に起因するのではないかと思います。

 オメガギネスは出走順では除外対象だったのが、上位馬の回避があった為に出走出来たという経緯だった訳ですが、結果を見ればオメガギネスの出走が前提で、尚且つ1番人気になる(する)というのが今年のフェブラリーステークスを推理するスタート地点だったなと思いました。1番人気馬がどんな馬なのかというのはしっかり見極めないといけないなというのは教訓。今後のG1でもこの点はよく考えたいと思います。

 おまけで書いたコパノリッキーカップから連想される(外)アグネスデジタルですが、何も深く連想する必要もなく勝った時の馬番(5枠9番)の単勝をストレートに買えば正解だったという事でした。ただ、結局そこにいたペプチドナイルを買えるのか?という所で躊躇して買えなかったと思います。

 最後に、果たしてオメガギネス自身が勝つ可能性はあったのか?という点。恐らくそういう時に使われるのが「取消」や「除外」という手段なのかなとちょっと思いました。

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