競馬番組理論への誘い by クー

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最近の記事

2024年ヴィクトリアマイル考察

 先週のマイルカップは結局馬連1番人気決着の方が正解でした。単純にアドマイヤマーズとして見た場合、相手に新潟2歳ステークス馬を連れて来るという決着なので、そのままと言えばそのまま。アドマイヤマーズが馬連万馬券決着だったのを馬連1番人気決着にするまで読めれば1点で良かったのかなと思いました。朝日杯馬が春季東京G1を連対する際に次走どう走るのかは一応メリーナイスから遡ってみるのも悪くないかもしれません。  さて今週はヴィクトリアマイル。昨年16頭で今年は15頭と2年連続でちょっ

    • 2024年 NHKマイルカップ考察

       ジャンタルマンタルが出て来ればと思っていたので、ここは素直にこの馬から買いたいと思います。アドマイヤマーズと同じ着順になるかまでは絞れなかったので(どちらとも取れそうなという感じ)、馬券は馬連で。  相手はアスコリピチェーノでいいかなと考えていたのですが、対角に入ったボンドガールの方を厚めに行きたいと思います。牝馬でニュージーランドトロフィーを1番人気で連対したというのが、(外)ファビラスラフイン、(外)シーキングザパール、(外)サーガノヴェルと過去3頭。(外)サーガノヴ

      • [資料]競馬番組表

         こちらでは特に紹介していませんでしたが、以前やっていた有料サイトに過去の競馬番組のPDFをまとめてあります。もちろん無料で見れますので、検討する際の資料として活用していただければと思います。本当はそちらにも記事を書きたいのですが、あまり時間もないのでこちらがメインになっているのが現状です。  時々有料記事にさせて頂くのは、レンタルサーバー代を捻出したいという阿漕な考えだったりしますが、もしよかったら時々課金していだけると助かります。

        • 2024年天皇賞(春)考察

           今週の天皇賞(春)の話題の一つ?は71年ぶりの牝馬の勝利があるのかどうか?という点です。スポーツ紙などにも出ていたのですが、実際可能性はあるのかどうか?実は、タイミングとしては昨年スターズオンアースが出て来たらもしかして?と思ったのですが、ちょっと勘違いをしていて今年がそのタイミングでした。  グレード制以降の天皇賞を牝馬が初めて勝つというのは、1997年の秋の天皇賞馬エアグルーヴ。その前年にエリザベス女王杯が3歳限定戦から古馬戦になり、古馬の斤量が天皇賞と同じ56キロの

        2024年ヴィクトリアマイル考察

          2024年皐月賞振り返り

           発走直前に京成杯馬の除外があったにせよ、レガレイラが来るという前提で選んだ相手も来ず、結果は大惨敗。課金していただいた方にも申し訳ない結果になりました。  そして今年も共同通信杯馬ジャスティンミラノ。2012年以降何とこれで5回目で、そして相手はいずれも2000mの皐月賞トライアルの勝ち馬(弥生賞馬4回、若葉ステークス馬1回)という、何度も見た光景を見る事になりました。  何度でもやられてしまうのは共同通信杯馬が「いつ」という部分を突き止められていない点に尽きます。皐月

          2024年皐月賞考察3

           事前の予想では1番人気が混沌としているようでしたが、いい枠に入ったからというのもあってか、牝馬のホープフルステークス馬レガレイラが最後まで1番人気でいられるでしょうか?5枠10番の1番人気というとシンボリルドルフ以来ではありますが、果たして...。  重賞になって以降、ホープフルステークスを勝って皐月賞馬になった馬はサートゥルナーリアとコントレイルの2頭。どちらものホープフルステークスを無敗のまま1番人気で勝利していますが、ダノンザキッドは何故弥生賞すら勝てなかったのか?

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          重賞賞金比較表の記事を一部更新しました

           以前公開させていただいた「重賞賞金比較表2023-2024年版」で、一部記載が間違っていた為、エクセルとPDFの差替版を追加しました(以前の物も残してあります)。  記事をご購入頂いた方は、差替版の資料をダウンロードしてください。修正内容は記事に記載しています。

          重賞賞金比較表の記事を一部更新しました

          2024年皐月賞考察2

          桜花賞振り返り  皐月賞の話の前に桜花賞の振り返りから。  考察の最後にアスコリピチェーノが来るなら(2着になるなら)、着ステレンボッシュ、2着アスコリピチェーノになるけど自分は買わないという事を書いたら逆神炸裂したという笑うしかない結果になりました。  何でステレンボッシュが勝たないかと思ったのかというと、桜花賞で阪神ジュベナイルフィリーズを負けっぱなしで勝つというのがどうしてもあり得ないのでは?という点でした。ただ、チューリップ賞では例えばエアグルーヴとビワハイジの

          2024年桜花賞考察5

           いよいよ今年もクラシックの開幕がやって来ました。桜花賞に関しては早い段階から記事を出しているので、まだ読んでいない方は是非リンク先も併せて読んでいただければと思います。  トライアル前に取り上げていたスウィープフィートとコラソンビートが4枠に同居したのはちょっと笑ってしまったのですが、最終的に桜花賞馬候補として残るならばコラソンビートの方かなと思っています。  もう一つDルート(阪神JF不出走、桜花賞トライアル不出走)組から選ぶとなるとチェルヴィニア。木村厩舎の8枠18

          2024年桜花賞考察4

           いよいよ桜花賞という事で、登録馬を前回書いた経路毎に分類しておきます。 A. 阪神JF出走、桜花賞TR出走 キャットファイト コラソンビート シカゴスティング スウィープフィート B. 阪神JF出走、桜花賞TR不出走 アスコリピチェーノ ステレンボッシュ C. 阪神JF不出走、桜花賞TR出走 (外)エトヴプレ ※追加登録馬 (外)ジューンブレア ショウナンマヌエラ セキトバイースト セシリエプラージュ タガノエルピーダ テウメッサ ハワイアンティアレ ワイドラト

          2024年大阪杯考察

           2019年、2021年に続き、ステップ競走の中山記念馬と金鯱賞馬がいない今年の大阪杯。ここを突っ込んでもあまりいい感じはしないので別視点から。  今年の番組的な所から考えてみると、阪神競馬場の改装が控えている関西の番組は、春季の主場開催については通常の開催が組まれていますが、従場開催(いわゆるローカル開催)に関しては、通常の1回中京、1回小倉、2回中京という開催を1回小倉、2回小倉、1回中京に変更されています。これに伴い愛知杯が小倉開催になっていますが、同様に愛知杯が小倉

          2024年高松宮記念記念

           今週はあまり時間が取れなかったので、簡単に。  登録段階ではあまり考えていなかった[外]ビクターザウィナー。同枠のシャンパンカラーの同枠馬を前回狙って失敗しましたが、もう一度狙ってみたいと思います。単勝をメインで買ってみます。   ◎[外]ビクターザウィナー

          2024年皐月賞考察1

           トライアルが終了したばかりでまだ登録馬は確定していませんが、その前に毎年気になる共同通信杯直行組について少し書いておきます。 共同通信杯直行馬の勝利  2012年のゴールドシップの勝利は、かなりショックというか「何で?」という疑問だけが残る結果でした。その後も2013年イスラボニータ、2016年ディーマジェスティ、2021年エフフォーリアが共同通信杯馬として、2015年ドゥラメンテ、2022年ジオグリフは共同通信杯2着からと、共同通信杯からの直行馬が何度も皐月賞馬になる

          2024年高松宮記念考察1

           桜花賞トライアルが終わり、残すはフラワーカップ組がどうかなという所ですが、ちょっと難しいかなと感じるメンバーなので、後は直行組の中に桜花賞馬候補がいるかを登録が発表された後に探ってみたいと思います。  高松宮記念の登録馬が発表されました。このレースも桜花賞のように経路を分けてみたいなと思います。大まかな分類ですが、高松宮記念ステップ競走、スプリンターズステークスの出走の有無で分けてみます(4パターン)。ただ、スプリンターズステークスのステップ競走の出走の有無まで含めてみた

          2024年桜花賞考察3

           ちょっと話が前後してしまいますが、自分は桜花賞に至るまでのルート(経路)を大まかに4つに分類しています。便宜上、Aルート、Bルート、Cルート、Dルートと呼ばせていただきます。 A. 阪神JF出走、桜花賞TR出走  このルートはニシノフラワーが最初にやった事でもわかる通り、以前までは王道のルートでした。過去の桜花賞馬、2着馬共に多くの馬が該当します。ただ、最後にこのルートから桜花賞馬になったのは2017年のレーヌミノルで、チューリップ賞のG2昇格後はこのルートから桜花賞馬

          2024年桜花賞考察2

           前回の桜花賞の考察では、阪神ジュベナイルフィリーズ馬について書いてみましたが、阪神ジュベナイルフィリーズを負けて桜花賞馬になった馬についても考えてみたいと思います。該当馬は8頭。   2000年 チアズグレイス   2002年 (地)アローキャリー   2004年 ラインクラフト   2008年 レジネッタ   2013年 アユサン   2014年 ハープスター   2015年 レッツゴードンキ   2017年 レーヌミノル  この内、直前走重賞から阪神ジュベナイルフィ