2024年皐月賞考察2

桜花賞振り返り

 皐月賞の話の前に桜花賞の振り返りから。

  考察の最後にアスコリピチェーノが来るなら(2着になるなら)、着ステレンボッシュ、2着アスコリピチェーノになるけど自分は買わないという事を書いたら逆神炸裂したという笑うしかない結果になりました。
 何でステレンボッシュが勝たないかと思ったのかというと、桜花賞で阪神ジュベナイルフィリーズを負けっぱなしで勝つというのがどうしてもあり得ないのでは?という点でした。ただ、チューリップ賞では例えばエアグルーヴとビワハイジのような逆転決着が起きています。これは本番とは斤量が違うというのもあったと思いますが、今年はその斤量が変わっている(=同じ)という事から、チューリップ賞で起きた事が桜花賞でも起きるのでは?と考えるべきでした。アスコリピチェーノが2着になるなら…が大前提でもう少し検討すべきだったかもしれません。
 

春季57キロG3馬齢戦

 今年の3歳G1の馬齢戦化に伴い、春季番組にあったG3別定戦も57キロ馬齢戦に変更になりました。昨年までは増量対象でなければ57キロにはなっていなかった訳ですが、今年は1勝馬でも57キロ。一方で、昨年までの規定であった収得賞金1800万円以上の馬は、増量されなくなりました。ここが変更点ですが、この恩恵?を受けた馬が出走したのは共同通信杯と毎日杯でした。毎日杯の(外)ノーブルロジャーは登録がないので、共同通信杯側だけ。

  共同通信杯
  ジャンタルマンタル 5800万円
  エコロヴァルツ 2400万円

 ジャンタルマンタルとエコロヴァルツは昨年の規定であれば増量される収得賞金でしたが57キロでの出走という事で、今年の変更を体現しているのがこの2頭という事になります。特に注目は朝日杯馬ジャンタルマンタル。

 朝日杯馬の共同通信杯出走は2019年のアドマイヤマーズ以来。アドマイヤマーズは2番人気で4着という結果でしたが、この年も今年同様にスプリングステークス馬が出走していない年でした。ホープフルステークス馬サートゥルナーリアに1番人気を奪われたアドマイヤマーズでしたが、ジャンタルマンタルは1番人気にならなくともホープフルステークス馬レガレイラよりは上位に2番人気予想のにはなっているようです。

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