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リスクが無くてリターンが大きい?

あやしい投資商品のおすすめではありません。まあ、ちょっと読んでみてください。

一般に、リスクの大きさとリターンの大きさは比例します。ローリスクなことをしていたらローリターンで、高いリターンを望むなら高いリスクを覚悟しなければ手にできません。これはほぼ法則と言ってよいです。ローリスクなことしかせずにリターンの少なさをぼやき、ハイリスクなことに挑戦して大きなリターンを得た人を妬んでいる大人を見ると、リスクとリターンの関係は義務教育でしっかり教えるべきだと思っています。

ところが、そう考えている私が、ローリスクでハイリターンなことを見つけてしまったのです。

そう、それはロックバランシングです。最初からそうだと思っていたわけではなく、やり始めてから気付いたんですけどね。

ここで重要なポイントは、「リターンをどう考えるか」です。

リターンと言うのは、具体的に言えばマネーを指すことが多いです。
ではなぜ人はマネーを沢山得ようとするのかを考えたら、できるだけ豊かに気持ちよく暮らすためです。

精神的充足を得るためには欲しいものを買ったり、趣味を持ったりすることが手段としてありますが、それらの行動にはまずマネーが必要になります。そしてそれらは入れ込めば入れ込むほど必要なマネーが膨らんでいきます。つまり、ハイリスクハイリターンです。

そこで、もしマネーを必要としない豊かさ・心地よさが手に入るのなら、リターンはマネーという形でなくてもいいことになると思いませんか? つまりマネーというリターンではなく、精神的充足をマネーを介在せずに直接リターンとして受け取るということです。

ロックバランシングは、場所代も道具代もいらず、石ころが転がっている場所に行くだけでいいんです。そこで石ころと遊んで精神が満たされます。いくら入れ込んでもリスク(必要となるマネー)が膨大になることもありません。
つまり元手がほとんどいらないローリスクなのに、高いリターン(精神的充足)を得るのが可能です。
私はロックバランシングを説明する時、まったく道具は使いませんと言います。それは実際に作業する時のことを念頭に置いて言っているのですが、実はマネーという生活必需品としての道具もほとんど使わずにできるわけです。

手段と目的を取り違えてマネーに取り憑かれた人はマネー以外のリターンの価値は理解できないかもしれません。しかし、マネーは豊かさや心地よさを手に入れる道具・手段だと認識できている人はこうしたリターンの価値がわかるでしょう。

勘違いしないでほしいのは、ロックバランシングをすればマネーがいらなくなるわけではありません。引き続きマネーは必要です。現代社会はマネーが無ければ得られない恩恵だらけだからです。
ロックバランシングにリスクがあるとすれば、楽しくて熱中し過ぎて、マネーを稼ぐ時間を奪いかねないことでしょうか。

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