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後期流産後の妊娠①心拍確認

先日、妊娠検査薬が陽性になった。
私は寒い時期だと生理が遅れがちなため、今回も気温によって遅れているのだろうと思い本当は検査薬も試すつもりじゃなかった。


ただベーチェット病の症状が再燃しており、コルヒチンを飲んでいいか控えた方がいいかを判断するため、少し早めに検査をした。


そしたらまさかの陽性で。
夫は大喜び。
なんていったって彼は毎日定時で帰宅し、私の体調が良ければほぼ毎日お誘いをし、排卵日とか妊活というワードを嫌がる私と幾度となくバトり、一生懸命ご機嫌を取りながら性行為に励んでいた。
基礎体温を測って欲しいってお願いされた時も、とにかく抵抗感があって2回くらい喧嘩したな。懐かしいね。また基礎体温を測れ測れ言われる前に陽性になったのは良かったかも。夫からなんと言われようと、私は一生測るつもりがない。


その晩、ベッドに入って明かりを消したあと、夫はシクシクと泣いていた。
第一子のことを思い出して泣いてしまったらしい。泣く時にコッソリ泣くのではなく、しっかり私の方に寄って慰めてアピールをするのが夫らしかった。


私は泣けなかった。
全然泣けなかった。



心拍を確認して、妊娠届をマイナンバーカードでオンライン申請するという去年と同じことをしてるけど、ただの事務手続きをしているだけ。妊婦としての実感がない。

初めての妊娠が17週で終わってしまった経験から、どうせまた駄目だろうと思っている自分がいる。
また救急搬送とか、緊急入院になったら仕事に影響があるし、人事に連絡しなきゃ、チームメンバーの一部には去年のことと今年も同じことが起こる可能性があること、引き継ぎできないかもと連絡しないと、あぁあとベーチェット病の主治医にも言わなきゃだし、4月から難病患者の登録証が開始するからそれも申請して、てかプレドニン再開うわぁぁ〜〜〜〜〜せっかく1月に0mgになったに〜〜〜〜


と現実的なタスクがずっと脳内をグルグルして、喜怒哀楽が出てこない。

オンラインで妊娠届を出す際に簡単なアンケートがあって、「妊娠がわかった時の気持ちは?」という問いに「うれしかった」「うれしくなかった」の2択しかなかったのが非常に困った。

後者を選択してあらぬことを疑われるのが嫌で「うれしかった」を選択したけど、自由記述ができるなら「不安でいっぱい」って書いた気がする。

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