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出産報告にしっかり落ち込んだ

後期流産をしても、私は外出が辛くなかった。
むしろ外出しまくっていた。お酒も解禁されたし、飲みに行くしかない!と外食もたくさんした。
赤ちゃんのいない産後休業を割とアクティブに過ごしていたし、幸いにも体調が良かったので、あのタイミングで海外旅行くらいすれば良かったと思ってる。


外出が辛くない理由のひとつは、赤ちゃんに対する興味関心が元から薄く、赤ちゃんを見ても何とも思わないから。良くも悪くも妊娠前と変わらず。活動範囲は繁華街中心で、妊婦さんは病院以外で見たことがない。少子化だねぇ…。
私が通っていた病院はキラキラ✨産科クリニック✨ではなく、暗くて古い大学病院で(良い病院です!)、難病患者として妊娠前からずっと通っている病院だから、産科に通っている意識が薄いことにも救われていた。



でもね、周囲の出産報告にしっかり落ち込んじゃった。
別noteにも書いたけど、同時期に兄の奥様も妊娠していて。同僚(同い年)の奥様も妊娠していて。高校グループの1人も妊娠していて。
出産報告3コンボに、精神状態がうわぁあああってなった。渦巻くようなドス黒い感情に心をかき乱された。


ドス黒い感情の正体は、赤ちゃんを亡くした時の事がフラッシュバックした悲しみ5割、
私以外の人はみんな健康で、自分だけが「不健康」烙印を押されたという被害妄想4割、
ベーチェット病は治らない難病ということもあり、クッソ〜〜〜〜〜〜〜〜人生やってらんね〜〜〜〜〜〜〜〜!!という自暴自棄な気持ちが1割。かも。
※ベーチェット病と後期流産の因果関係はない、と産婦人科医3人から言われてはおります。

正直、私は夫と違って強く子どもを望んでいるタイプではないから、羨ましいという感情はない。はず。たぶん。自分で自分がよくわからない。


ちなみにいきなり赤ちゃんの写真を送られたとかそういう事はなく、むしろ配慮されていた。在宅勤務だし、同僚からの報告を含め全て文字ベース。
文字だけですらうわぁわぁわぁああ😭🌀🌀🌀ってなったから、対面とか、不意打ちだともっとシンドいだろうなぁ。
インターネットという海に吐き出せて良かった。
ネットがない、昔の人はどうしていたんだろう。井戸とか、それこそ本物の海に向かって叫んでいたのかな。

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