私はなぜか常に緊張しっぱなしでして、

そのせいか手がいつも冷たいのです。

冷えは自律神経が関係していて、私のような緊張しいは交感神経が過度に作用し、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮して血流が悪くなり、冷えが襲ってくるというモノらしいのですが、

原因の元である「緊張」がなぜ収まらないのか本当に自分でもよくわかりません。

「手が冷たい」＝「緊張とまらない」＝「リラックスできていない」　が成立するのであれば、私の生活にリラックスタイムは存在しません。例えば私の愛してやまない「ギレンの野望」というガンダムシリーズのゲームがあるのですが、それをプレイ中でさえ手はとても冷たいですからね。

そんな状態が長年続いて慣れてもいるので、もう手が暖かくなることなどどうでもいいことだと諦めていました。

そんなある日、テレビを何気なく見ていたときでした。

その番組では自律神経をテーマにとり上げており、途中こんなことが流れたのです。

「手足の冷えの原因である自律神経の乱れを直すにはホットミルクを飲むのがいいですよ」

気づいたときには500wで牛乳を温めている自分がいました。

ホットミルクはあの表面にできる膜が嫌いで飲んだことがあまりなかったのですが、お手軽だし、膜は取ればいいし、牛乳余ってるし、これは試してみる価値ありと思ったのです。

で温まった牛乳をレンジから取り出し、表面に出来上がった膜を取り除き、飲んでみました。

ホットミルク、うまいです。

単に膜が嫌いでこれを避けていた自分が恥ずかしくなるくらいおいしいのです。一口含んだ後に感じる柔らかな安堵感。コーヒーとは違う暖かさがあります。というか膜もそのまま一緒に飲んでみればよかったとも思いました。だって湯葉食べられますからね。湯葉はいけて牛乳の膜ダメな自分、意味分からんと。

そうしてゆっくり時間かけながらホットミルクを飲み干しました。

身体の中が暖かくなって、手もじんわり暖かくなってきました。心なしか心拍数も落ち着き始めているような気もしてきました。

ああ、これでようやく本当にリラックスしながらギレンの野望ができる…

そう思っていたのですが、

ホットミルク飲んだ後、口、臭くないですか？

最初何の臭いだろうと思って、もしやと、おわん型にし両手にハーって息を吐いて臭い嗅いでみたら

雑巾みたいな臭いしたんですけど。

これ私だけですか？

リラックスできてない理由って、自分のこういう気にし過ぎなところが原因なんですか？

手の暖かさを得るのはまだまだ先になりそうです。