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思考は現実化しない?

反対のことしていない?


思いを現実にする手法って、世の中にいろいろありますよね。

引き寄せの法則とか
新月の願い事とか
ビジュアライゼーションとか

海外から流入しているメソッドが多いと思います。

その手法のほとんどは

イメージをリアルに臨場感を伴ってつくる
期間や金額など具体的に意図をつくる
感情や感覚をありありと再現できるようにつくる

といったことが推奨されます。

こういった方法は、意識的に努力することを意味しています。
イメージをリアルにつくる力、感情や感覚を再現する努力など、潜在意識を活性化させるために、顕在意識がすごく頑張らなくてはならない…。

実はこれ、真逆なんです。

意識的な努力は緊張を生み出します。
これしなくちゃならない!あと5分で業務を終えないと!
と思うだけで、緊張しますよね。
脳も身体も緊張します。

すると、なりたいイメージと緊張感がつながってしまいます。
反射的にイメージしたとたん身体が緊張する。
緊張状態は居心地が悪いので、早くその状態から逃げたい不快だと潜在意識は避けるものです。

潜在意識が喜ばずむしろ逃げたい状況で、イメージが現実化するはずがないと思いませんか。

感覚と感情は過去のもの


さらに、人は一度も体験したことのない感覚や感情をつくることができません。
いままで味わったことのない新しいものを食べたとしても、これまで食べたキャラメルソースを焦がした感じ、すき家の牛丼にサワークリームをあえた味、など体験したものを元に体験します。
(牛丼にサワークリームってどんな感じだろ(*´-`))
つまり、すべての感覚や感情は過去にあるのです。

未来の願望に過去の感覚や感情を載せると、潜在意識は過去に向かいます。
過去にばかりエネルギーを注ぎ、未来は何も活性化しない、ということが想像できませんか。
実際過去に囚われている過去志向の方は、なかなか願望が現実になりません。

つまり….
逆のことをやっているのです!!

もっと力を抜いて気楽にざっくりとイメージすれば良いんです。
上の方法と逆にイメージすると良いでしょう。

どんな人も、そういえばあのときにチラッとイメージしたかもしれないなぁ、というものの方が叶っていませんか。
反対に、こんなに脚が細くなりたいと望んでいるのに、あの人がわたしのことを好きになればいいと思っているのに、と強く思っているものほど叶ってませんよね?

執着するものほど現実になっていない
あんまり願ってないものの方がすぐに現実になる

ここに、ポイントがあります。
長嶋茂雄さんのように、バッターボックスに立つ前に、ふんわりと自分のおかげで巨人軍が勝っている状態をイメージして、あとはそれを忘れて力を抜いてバットを構える、という感じです。

がんばってイメージしない
感情や感覚を入れてイメージしない
力を抜いてイメージする
ふんわりイメージする
イメージを忘れる

まあ、これが現実化するためのイメージの方法です。
ほんまかいな?!
そんな簡単でうまくいくの?
という方は、ぜひこちらのセミナーを受けてみてください。


わたしの本にももっと具体的なことがいっぱい書いてます。


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