金谷武洋『日本語と西欧語』(講談社学術文庫)

三世紀にわたって英語が辛酸を舐める契機となった「ノルマンの征服」以前は、英語も日本語と構造上よく似た言語だったと思われる。何よりも、英語にも主語はなかった。――p.202
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