丸山圭三郎『言葉と無意識』を読む
この書物は第Ⅲ章からが面白い。ソシュールの思想を超えていきます。
著者は、人間だけが世界を二重に分節して生きているのではあるまいか、と問うています。〈身分け〉る網と〈言分け〉る網の二重分節です。〈身分け〉という言葉の出所がpp.166-167にあります。
そして、著者の『ソシュールを読む』では、次のようにあります。
鵜呑みにしてきた日本語で、苦しんでいないだろうか。
言語そのものが、悩みの温床となっていないだろうか。
以上、言語学的制約から自由になるために。
この書物は第Ⅲ章からが面白い。ソシュールの思想を超えていきます。
著者は、人間だけが世界を二重に分節して生きているのではあるまいか、と問うています。〈身分け〉る網と〈言分け〉る網の二重分節です。〈身分け〉という言葉の出所がpp.166-167にあります。
そして、著者の『ソシュールを読む』では、次のようにあります。
鵜呑みにしてきた日本語で、苦しんでいないだろうか。
言語そのものが、悩みの温床となっていないだろうか。
以上、言語学的制約から自由になるために。