書いてしあわせになる!第10期京都ライター塾 受講レポートvol.6

 「京都暮らしの編集室」主催の江角悠子さんによる「第10期京都ライター塾」。いよいよ今回が最終回となりました! これまでの学びをふり返りつつ、江角さんの想いについてもレポートします。

新規仕事を得るために

いくら文章力を学んで発信しても、それだけでは仕事には繋がらない。
 ライター歴18年の江角さんが、自身の経験から、どのように仕事を得てきたかを 今回の講座では詳しく学びます。

「フリーライター」という響き、
なんとなく「自由」を感じて憧れてしまいますよね。(わたしはそうです)
でも やはりそこにはメリット、デメリットが存在します。

《メリット》
• 時間を自分で管理できる
• 好きな環境で作業できる
(満員電車に乗らなくていい)
• 子どもがいても働ける
• 会社に依存しない
《デメリット》
• 収入が不安定
• 保証がない
• 事務作業も自分でやらなけれ
ばいけない
• 1人で作業が孤独

江角さんはフリーランスになって、自分で仕事を取ってこれるようになると、【生きるチカラ】がついた、と言われます。
この言葉こそが、江角さんが私達受講生に伝えたいことなのではないか、と感じました。フリーランスの様々なデメリットは、【自分で仕事を得る】ことで メリットに変えられる。そしてそこから大変なことも含め、【生きるチカラ】が実感できるのではないかと思うのです。

さらに仕事に繋げる具体的な方法として

• 公式サイト(ブログも可)を持つ
• 実績を作る→ブログなど載せる
• クラウドソーシングに登録する
• 誰かに紹介してもらう
• 出版社や編プロに企画を提案する

これまでの講座でも ずっと言われていた【発信することの大切さ】。
さらにここでの教えは
【仕事は人を介してやってくる】ということ。文章力ももちろんだけれど、それよりも「この人と一緒に仕事がしたいな」と思われる人になること。
 そうすると、自然と仕事にも繋がっていくのだとも。

いざ、仕事をするとなったら!

①クライアントから仕事の依頼(日時、拘束時間、締切日、予算などを確認)
②見積書を提出(もしくは先方からの金額提示)
③取材
④原稿を執筆
⑤先方校正(お店に確認してもらう)修正があれば何度かやりとり→原稿OK
⑥入金

ここで大切なこと…
①クライアントさんとの打ち合わせは わからないことがあればどんどん聞きましょう! とのこと。わからないままに取材をすることで、逆にあとから余分な仕事が増えることもあるからです。質問することは 「責任」でもあるのだと感じました。

②見積書の提出(もしくは先方からの金額提示)
ここが、実は一番難しくて、でも知りたかったこと! 自分で仕事に値段をつけるなんて、なかなか出来そうにないけれど、 江角さんも経験していくうちに交渉の仕方を覚えていき、今では理想の金額を提示出来るまでになったそうです。

➂〜⑤については こちらのレポートも
参考にしてみてください!


見積り金額を出す前に考えるべきこと

◆自分がする作業は何なのか?
   (クライアントさんに確認する)
◆ その作業をするには、
どのくらい時間がかかるのか?
(あらかじめ、自分が何分で何文字書けるのか、を把握しておく)
◆時給どのくらいほしいのか?
(例:原稿を書くのに2時間としたら時給1000円×2=2000円、インタビュー30分としたら1000×0.5=500円、とするか)

ここで大切なのは、「なんでもやります!」と安い単価で 自分を消耗しないこと、と江角さん。
「自分にはこれが書けます!」という覚悟を持つと、クライアントさんにも交渉出来て、それが通るようになり、少しづつ自分軸で決められるようになるということのようです。
これこそが、フリーランスの「メリット」の部分ですね!
余談ですが、私は現在飲食店を営んでいて、この教えには深く共感する部分があります。開店当初は 自信が無かったこともあり、「自分の料理ではこのくらいの値段でないと来てはもらえない」とどこかで思っていて、割とリーズナブルな価格で提供していました。
すると確かにお客様は来てくださるけど、忙しいだけで利益は上がらない。体力だけが消耗されていき、だんだんと自分自身も仕事が楽しくなくなってきたのです。
ある時から思い切って価格をあげ、その代わり、農家さんと契約したり、旬の野菜にこだわるなどして、「良いものを出すための対価」を変えてみたら 意外にも?お客様からは反応が良く その後は「安いから」ではなく「ここが好きだから」と来てくださる方が増えました。
そうすると、お店全体のイメージも自然と変わってきたように感じます。
 この体験は、まさに江角さんの言われる「交渉」と似ているなぁ、と思い 覚悟をもって取り組むと 案外うまくいく、と言う江角さんの言葉に納得することが出来ました。

大事なのは実践すること

1)書く環境に身を置く
2)自分で実際に書いてみる
3)原稿を添削(フィードバック)をもらう
4)仲間と一緒に取り組む
5)締切がある

ライター塾を受講してみて、この5項目を経験しました。私は動画視聴コースだったので、課題は毎回の動画を視聴してのレポート提出だったのですが、仕事と並行しながら書くことは思いの外大変でした。でも 同じ受講生の方のレポートを読むと、仕事をしながら小さいお子さんを育てながら、それでも締切よりずいぶん早くに提出しておられる方もいらっしゃったりで、自分よりもっと大変な状況でもきちんと書かれている!と励まされたりもしました。
私も江角さんと同じく 締切が無いと100%書けません。
講座でも締切を設けていただいたおかげで 出来るだけそこを目指してスケジュールをたてることが出来ました。

まとめ:書いてしあわせになろう!

わたしがこの講座を受けようと決めた江角さんの『書いてしあわせになる』という言葉。
この言葉に導かれて受講を決め、ワクワクも不安も抱えながら今日まできましたが、すべての講座を終えた今、

京都ライター塾に出会えてよかった!

と思います。

江角さんの「書くことは何歳から始めても、死ぬまで出来る』という言葉で1歩踏み出したわたしが 今後実践していくことは

①自分のお店のホームページを作り、そこでブログを発信し、実績をつくる。(その中で身近にいる気になる人にインタビューする)
②クラウドソーシングに登録する。

そして講座の最後に言われた
江角さんからのメッセージ
「みなさんが、書いてしあわせになることが、わたしの喜び』を受け取って

➂書いてしあわせになる!!

 仕事も含め、やりたいことも叶えて
しあわせになるために 手始めに「パスポート」取ることにしました!いつか行きたい、と思っていたアフリカひとり旅、チャンスが来たらエイッと行けるよう 準備だけはしておこうと!
 叶った時には 【アフリカ旅行記】を発信します!お楽しみに〜!

こんな風に 小さな行動を起こすきっかけを与えてくれた京都ライター塾で
自分の目指すしあわせを探してみませんか?


……以上で わたしの受講レポートは最終回です。
江角さん、他の受講生の皆さん、読んでくださった皆様 本当にありがとうございました!

◆京都ライター塾では 引き続き
《アドバンスコース》受講生も募集中ということです。
書いてしあわせになりたい方にオススメです!


#学び #京都ライター塾#京都暮らしの編集室

 



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