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『ひとり』(instrumental) ~Audiostock審査落ちから通過まで (Ozone10使用)~

本題に入る前に、お知らせです。
というか、何度かお知らせしてますが、10月11日に僕のBGMセレクションアルバム「さうんどぱれっと Volume1」が各音楽配信サイトからリリース予定です。

現在、Youtube及びinstagramにて、各トラックの視聴版を毎日1曲ずつ更新しています。
アルバムには30曲収録されていますが、もしよかったら毎日チェックしてみてください!
いや、毎日してとはいいません、どこかで見かけたら聴いてやってくださいm(__)m

ツイッターの方でも更新時にはつぶやいておりますので、よろしければ^^


というわけで、本題です。
先日発売されたマスタリングソフト、iZotopeのozone10ですが「とりあえずマスタリングしてみた」という動画をyoutubeにアップした時にサンプルにしていた楽曲が無事にaudiostockの審査を通ったので、こちらでも公開です。(その動画自体は改めて今更リンク貼るほどのものではない)

audiostockでも公開しています。

オルガンがメインのメロディを奏でる、ロンリーな?曲です。
楽器の数を少なめにしたんですが、逆にミックスが難しかった。

マスタリングは確かにozone10のおかげで楽になってますよ。
でも、今回改めて思ったのは、ミックスきちんとやった上での、マスタリングだよね、と。
音楽やってる人からすると「当たり前じゃん」とか鼻で笑われそうな話だが(苦笑)

実は、なんでこの曲でnoteの記事を書こうか思ったか、というと、先程書いた動画のバランスでそのままaudiostockに審査に出したら「3時間で落とされちゃった」のです。
理由はもちろん「品質が基準を満たしていないため」です。audiostockやってる人ならご存知の、久々にいただいた、きついパンチです。

というわけで、せっかくなので(?)そのaudiostockの審査に落ちた楽曲も、ここで公開します。

audiostockを1年やってると「品質が基準を満たしていないため」と言われてどこがいけないのか、というのはおおかた察しがつくようにはなってきたんですが、今回は浮かれて油断してました(笑)

審査した方に伺ったわけではありませんが、今回は以下の点を修正しました。

1.ドラムの楽器ごとの音量(ボリューム)バランスをなおした
2.メインメロディの繰り返し部分にアドリブを加えた
3.冒頭のエレピの和音の音量(ベロシティ)のバランスをなおした
4.ピアノ伴奏の無駄に耳につく部分の音量(ベロシティ)を調整した

1については「曲の中でスネアを聞かせたいな」とは思ってたけど、やっぱり目立ちすぎたよね、と。
そもそもメロディよりスネアが目立っちゃあかんよな~と。

2については、今回実は、楽器の弾けない僕が一生懸命オルガンを弾いてたんですが、1コーラス分弾いてあとはコピペしてたんですよね。
それがバレたか、バレてないか、は定かではないけど、聴いてる人が「単に繰り返してるだけだよね」と思っちゃったらやっぱりつまんないかな、と。派手には変えてないけど少し変えました。

3については、前奏のエレピを聴いてて、なんとなく「和音の低い部分が耳につくな」と思ったのです。
なので、ミックスのほうではなく、楽曲データの中身をいじりました。
audiostockの審査って結構この「特定の音程や音色が耳障り」にシビアな気がする。でも巡り巡って、やっぱりあとから聴き返すと聞き心地よくないこと多い気もする。

4についてですが、ピアノ音源の音って、音量(ベロシティ)によって奏法が自動的に切り替わるんですが、目立ってほしくないところで音が目立ってる箇所があって、聴き心地に影響を与えてたなぁ、と。

今回何かと話題にしてたOzone10というマスタリングソフトは、曲の一番目立つあたりを聴かせてAIにマスタリングを提案してもらう、というソフトなのですが・・・それはつまり

・目立ってるとこ以外は聴いてない
・聴かせた楽器の音や奏法自体は問題なく完成されている前提

だから、当たり前の話なんですが「Ozone10使ったら誰でもマスタリングがうまくできるわけではない」のですね・・

なので、Ozone10を使いこなそうと思ったら「丁寧に音作り、ミックス作業を行う」ことがまず前段階として必須になっている。


気がつけば単なる反省会になっちゃいましたが(苦笑)
まだ初心者の域を抜けない自分ではありますが、再び初心に戻るきっかけになりました。

偉そうなことを書ける人でもないのですが「audiostock 審査落ち」みたいなキーワードで検索をかけていた過去の自分もいたので、もし似たような方がいたら参考になれば、と。

これからもいろいろ、曲作りを楽しんでいけたらと思ってます。
曲聴いてくださった方いましたら、どうもありがとうございます^^



冒頭に書いた「さうんどぱれっと Volume1」については、こちらです。



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