みなさん、こんにちは！はじめまして。私たちは株式会社QUICKのインハウスデザイングループです。
QUCIKにデザイングループが誕生したのは2021年。外部のサポートをうけながら、社内の希望者でUX/UIの訓練を積んできました。2022年11月に1人目のUIデザイナーが入社し、社内の兼務者（部を掛け持ちしている人）も徐々に増え、現在10名ほどの組織に育っています。
2023年になって、やっと自走をはじめた私たちですが、金融情報ベンダーという固めの業種のインハウスデザイナーって、何をしてるんだろう？何ができるんだろう？ということをもっと知ってほしい！という思いから、noteを開設することになりました！

QUICKってどんな会社？

「データで社会を見える化する会社」

株式会社QUICKは約50年にわたり、膨大なデータやニュースを正確かつスピーディに配信することで、日本経済を支えてきたデータに関するリーディングカンパニーです。

株式相場の動きを示す「日経平均株価」を算出したり、証券会社や銀行で見かける大きなサイネージにマーケット情報を提供したり。最近は金融機関向けにとどまらず、事業会社や官公庁・地方自治体、個人投資家の方々をターゲットに新しいサービスの創出にも取り組んでいます。目指すは「データで社会を見える化する会社」です。

QUICKデザイングループの現在地点

QUICKには、業界シェアナンバーワンの情報端末サービスや、最新のテクノロジーを使ったプロダクト開発など、魅力的なプロジェクトがあります。
しかし、デザインの観点からは、ユーザー中心の体験設計の重要さが、未だに浸透していないという歯がゆい状況があります。
私たちは今まさに、企画段階のUXリサーチ、体験設計からビジュアル、UIデザインまで一貫して関わることができるよう、じわじわと業務の幅を広げている真っ最中です。

とはいえ、やっと独り立ちしたばかり。
これまでデザイン自体を協力会社に委託してきた会社の中で、「デザインの力でプロダクトを、ひいては会社全体をもっとよくするぞ」という意志を秘めながら、日々、どうやって社内と関わっていくか模索しています。

そこで始めたのが「デザイン相談窓口」。社内から広くデザインに関する相談を受けつつ、「デザイナーって、怪しいものではありません。こんなことができるんです」というアピールに励んでいます。

デザイングループのミッション

デザイングループ設立当初、メンバーで設定したミッションがこちら。
どうありたいか議論し、時間をかけて設定したミッションです。

ユーザー中心のプロダクト創造を行いたいという意気込みの下、どう実現するかは走り続けながら考えてきた私たちですが、上記の相談窓口を通じて社内の様々なプロジェクトと関りを持てたおかげで、ある気づきを得ることができました。
それは、私たちの目指すユーザー中心とは、「ユーザーの表面的な要望をすべて取り入れることではなく、ユーザーの声の中に隠れた本当のニーズ（=インサイト）に寄り添うことだ」ということです。
本やセミナーでインサイトという言葉は見聞きしながらも、要望とニーズの乖離にいまひとつ実感が持てないでいましたが、実際のユーザーインタビューやプロダクト開発の現場から、「これがインサイトなんだ」という実感を得ることができました。これからのデザイングループの成長に向け、とても得難いものだったと感じています。

私たちは走り続け、変化し、ユーザーにも社内にも寄り添いながら、成長を続けていくグループでありたいと考えています。
デザインの力で、もっとお客様にプロダクトを愛していただく。愛されるプロダクトの創出への大きな力になる。そのために進み続けていきます！

これから発信していきたいことと野望

ここまで読んでいただきありがとうございます！
QUICKデザイングループをさらに知ってもらうため、これから色々なことを発信していければと思います。

そして、私たちの様々な取り組みや思いを知ってもらう中で、
・仲間を増やしたい！
という野望があります。
このフェーズのインハウスデザイングループでしかできない、面白いことがたくさんあります！なんでもやってみたいデザイナーの方（そしてコーダーの方、フロントエンドエンジニアの方、ディレクターの方……）とぜひお話したいです。

QUICKデザイングループの発信を見守っていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。