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circleでNUMBER GIRLを見た!

5/14に福岡マリンメッセで開催されたフェスに参戦し、久々にナンバーガールを見たので感想を書き記します。

circleはもともと海の中道で開催されていたイベントですが、コロナの影響もあり今年はマリンメッセでの屋内開催となってました。

3日間の開催スケジュールと出演アーティストが発表されまして、ナンバーガールが2日目に出演とのことで、すぐに予約しました!

久々にナンバガのキワキワな演奏が見れる。。

ということで期待は膨らむばかりでした。

そして当日、他にもたくさんの素敵なアーティストの演奏を堪能しつつ、気づけばトリのナンバーガール。

セットリストを追いながら振り返っていきます。

1.タッチ

デストラクションベイビーのサウンドチェックを経て、ナンバーガールのメンバーが登場し、福岡市博多区からやって参りましたナンバーガールです。との決まり口上の後、披露された1曲目はタッチ。メジャー1stの1曲目でもあります。重厚感あるイントロから一気に惹き込まれます。サビ前などの要所で挟まれる向井さんのギターだけになるブレイクはやっぱり痺れますね。ナンバーガールのライブの幕開けに相応しい1曲でした。

2.ZEGEN VS UNDERCOVER


続いて、往年の名曲来ました!イントロのアルペジオから一気になだれ込む演奏がバリヤバかったです。高校生の頃はじめてベスト・アルバムでこの曲を聴いたときは、機関銃のようなドラムに衝撃を受けたことを覚えてます。ナカケンさんのAメロ部のグルーヴィーなベースもカッコ良かったなぁ。あと、ひさ子さんの2番Aメロ部のギターのアレンジがちょっと違ったのも新鮮でした。

3.鉄風、鋭くなって


直線的なベースイントロがたまらない1曲、鉄風鋭くなって。ナカケンさんの推進力、爆発力が際立ったカッコのよろしい1曲です。後期ナンバガを代表する名曲だなぁとしみじみ思います。

4.透明少女


ここでメジャー1stシングルの大名曲、透明少女来ました!ひさ子さんと向井さんのキラキラのギターの絡み合いがたまりません。アヒトさんの暴れん坊なドラムも素晴らしかったです。いつかの青春を思い出す1曲でした。

5.CIBICCOさん


3rdアルバムの怪曲CIBICCOさん。再結成後の演奏は珍しいのではないでしょうか。前半はナカケンさんの直線的なベースとひさ子さんのショートディレイのかかった祭り感のあるフレーズのかけ合いが面白く、後半からはテンポダウンし、どっしりしたグルーヴを聴かせる構成となっております。この曲では珍しく向井さんのギターソロを味わえるのも聴きどころとなってます。

6.delayed brain


3rdの中ではゆるくて不思議な世界観を楽しめる1曲がここできました!MCでの向井さんの人力ディレイが笑いを誘います。こんがらがってるインマイブレイン〜。解散後は向井さんの弾き語りのイメージが強かったですが、バンドでのムーディな演奏を聴き、改めて曲の良さを再認識できました。

7.水色革命

インディー時代の名曲、水色革命!再結成後も割と演奏している気がします。ナンバーガールの中でもとりわけ爽やかで聞き心地の良いサウンドで、ベースボールベアーなどのギターロックバンドへ多大な影響を与えていると思います。

8.日常に生きる少女


イントロの音の洪水の緊張感から、向井さんのギターリフに、そして一気にバンドサウンドに流れ込むアレンジが秀逸な日常に生きる少女。前半の疾走パートと後半のしっとり、そして最後のシューゲイザーパートと聴き応えのある構成となってます。ちなみにギターはナンバーガールでは珍しい4カポで、カポを活かしたリフが楽しくて昔は良くコピーしていたことを思い出しました。

9. TATTOOあり


ライブも後半戦。向井さんの口上からの、ひさ子さんのナイフのようなギターリフでTATOOありに突入しました。Aメロ部の頭を鈍器で殴られたようなリズム感にやられつつ、やっぱり聴きどころはラストのひさ子さんの長尺の圧巻のギターソロです。鋭く美しい轟音で本当に素晴らしかったです。

10.omoide in my head


ドラムスアヒトイナザワではじまる大名曲がついに来ました!ナンバーガールの原点的1曲。同じコード進行が続く割とシンプルな構成だと思いますが、ひさ子さんのギターの味付けが効いてて、最後まであっという間に感じてしまいました。当時、向井さんが徹夜で呑んだ帰りに櫛田神社で寝落ちしていた思い出から生まれた1曲らしく、福岡に住む身としては嬉しいエピソードです。

11.I don't know


本編ラストはヘヴィで疾走感あふれるこの曲です。その後のZAZEN BOYSで多様されるドロップDのチューニングが採用されたギターリフは凶暴な空気感を纏い、向井さんのシャウトが一際印象的でした。

en.1 Iggy Pop Fanclub

鳴り止まないアンコールの後、再び登場してくれたナンバーガールは、これをやらなきゃ終われない!という名曲を演奏してくれました。こんなにかっこいいEコードはないんじゃないかと思う一曲。歌詞も含めて大好きで、個人的によく弾き語りでも演奏しています。やっぱりナンバーガールは格好良いなぁとしみじみ感じました。

en2.I wanna be your boyfriend


イギーポップで終わりかと思いきや、そのまま、まさかのラモーンズの曲をカバーしてくれました!嬉しすぎるサプライズです。実はこの曲もEからはじまり、イギーポップとけっこうコード進行が似ているんですよね。最後はひさ子さんのギターソロが入ったりしつつ、粋な演出で最後まで楽しめました。


以上、ナンバーガールの演奏をもってcircle二日目は無事終了となりました。ナンバーガールのみなさん非常に格好良く、最高の時間となりました。向井さんが度々MCでフクオカシティ!と叫んでくれたのと感慨深かったです。
また、個人的に、向井さんの影響を受けギターをはじめて現在も曲を作っている身として、非常に刺激も受けました。
noteは久しく更新してませんでしたが、たまにはライブレポートもどうかと思い、一気に思い出して書いてみました。
ナンバーガールのお好きな方とコメントなどで交流できたら嬉しいです。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました✨

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