クイジハリコ

夫と息子と私の3人家族。 息子は重度のダニアレルギー持ち。 家族みんな凸凹特性がある…

クイジハリコ

夫と息子と私の3人家族。 息子は重度のダニアレルギー持ち。 家族みんな凸凹特性があるので工夫しながらの生活。 生活の中での工夫や経験談、使ってみて良かったものなど備忘録も兼ねて書きたいなと思ってます。

最近の記事

不登校は甘えなのか

息子は不登校である。 理由は学校のシステムが息子の特性にどうしても合わないから。 ・高頻度の席替え(環境の変化)に疲れる ・重い荷物を背負って歩いて登下校がつらい ・行事による時間割の変更に対応できない ・先生の声を張った指示が聞き取れない ・黒板の字をノートに写すことにとても時間がかかる(他の子と比べて5倍以上だと言われた) ・ざわざわした環境での会話が聞き取れない ・感覚過敏のため糊を指につけることが苦痛 他にも細かなことはたくさんあるけれど、こういった日々の積み重

    • 小学生の仕事とは

      息子が不登校になってからしばらく経ったある日。急に「ねぇお母さん。いまの僕のお仕事ってなに?」と尋ねてきたんです。 就学前、保育園へ行きたくない!なんで行かなきゃいかないの!という息子に私はこう説明したのです。 「お母さんもお父さんもお仕事があります。会社へ行かねばなりません。息子くんはまだ小さいので1人でお留守番できません。会社へ連れていくこともできません。なのでお母さん達がお仕事終わるまでの間、息子くんは保育園で待っていてもらわねばなりません。」 「保育園で過ごすの

      • 小学校へ行けないんじゃない。行かないんだ。

        小1の息子は不登校です。 息子が言うには、重い荷物持って暑い中歩いて登校するのも辛い。みんなで授業を受けるのも先生の言うことが聞き取れないことあるし、行事で予定変更が多いことや頻繁に席替えしたり、なにが起こるかわからない。学校行くとすべてが疲れるから行きたくないんだそうで。 正直もう仕方ないなと。学校教育の仕組みが、とことん息子(ASD.ADHD診断済み)の特性と相性悪すぎて。 特に息子は新しいことを始める時、なぜやるのか?どんな良いことがあるのか?が納得できないと「

        • 楽しい記憶の消費期限

          息子は大笑いしながらトランポリンを楽しんでいた。それはそれは夢中で跳んでいた。 「ずっと跳んでたい!あと1億回やりたい!」 ここへ連れてきてよかった。また来よう。そろそろ帰る時間やで。あと10分したら帰るよ。 「わかったー!」 やりたいことやりきって帰ったら、帰りの車はぐっすりだろうな。そういう日があっても良い。あと5分だよ。やりたいことやっときなよ。 「はいはーい!」 本当に楽しそうな顔が見られて親としても嬉しい限り。また必ず来ような。あと1分だでな。 「あと

        不登校は甘えなのか

          キッチンカウンターの侵入防止柵を作った

          これは猫の侵入防止柵のお話。 キッチンに猫が入らないようにしたい。まずは1番規模が小さいキッチンカウンターをどうにかせねば。 いろんなブログや市販品からわかったこと ・突っ張り棒を縦に何本も立てる ・窓用の侵入防止柵を買う ・ぴったりサイズの木製オーダー すべてに共通していたのは檻。なるほど。人間をキッチンに閉じ込めるイメージ。ふむふむ。 でも檻ってことは、柵の隙間に埃溜まりそう。ここは水も火も近いし油汚れもありそう。うーん。こまめに手入れできる人でないとメンテナンスが

          キッチンカウンターの侵入防止柵を作った

          空間をわける作業

          猫を迎えるため、家を大改造中です。 元々怖がりで不安の強い息子は、ドアを閉めている場所は何かいそうで怖いといって私から離れません。そのため我が家のドアは全て外して押し入れの奥底へ閉まっていたのです。 しかし猫ちゃんが来るとなれば話は別。こんなフルオープンな家でも、猫ちゃんに入って欲しくない場所はそこらじゅうにあるのです。 息子が怖がらず、猫ちゃんが入れないドアを探すしかない。よし。猫ちゃんの侵入防止柵、脱走防止柵を買うべくいろんなサイトを調べてみよう。「これは…ドアの幅

          空間をわける作業

          長く使える=丈夫ではない

          大きな家具が欲しいとき、なにを重視しますか?サイズ?値段?部屋の雰囲気と合うか? 私は「不要になったときのこと」を重視します。買おうとしている家具が不要になったとき、別の用途に転用できるか?粗大ゴミで捨てるか?分解して捨てられるか? できる限り汎用性の高いものが欲しいのです。使い方が変わったときは、自分で好きな形が変えられるようなものが欲しい。なにかあれば簡単に調整できるものが欲しい。私にとって長く使えるものは、そういうものなんです。 そうなると市販品では望みのものがほ

          有料
          100

          長く使える=丈夫ではない

          保護猫を迎えたい

          息子はひとりっ子で猫が好き。 猫をなでなで触りたいわけではなく、どちらかといえば適度な距離感でいて欲しいタイプ。慎重派でパーソナルスペースが広めなので、ガシガシ来る人間も動物も苦手。 いつか猫が飼えたらいいね、と我が家でも話していましたが正直息子のお世話で手一杯の私にはあまり現実味はありませんでしたし、それは夫も同じ気持ちでした。 ところが息子が不登校になり、家で過ごす時間が増えてきた頃、こんな記事を見ました。 息子の情緒が落ち着いた頃にでも保護猫を迎えたいなぁと思って

          保護猫を迎えたい

          通ってみなきゃわからない

          Bさんに紹介してもらった放課後デイへ見学に行きました。息子はその日の取り組みを見学し、私はすぐ別室へ案内され面談スタート。(ほんとは息子と一緒に取り組みを見学したかった…) そして、その場で契約しました。本来は何ヶ所か見学した上で契約するものみたいですが、パッと見た感じの雰囲気が悪くなかったので。元々よほど酷くなければ契約するつもりだったんです。 だって正直見てもわからないから。通ってみないと息子に合うかどうかなんてわからない。私が接するのは責任者。でも息子が接することが

          通ってみなきゃわからない

          放デイは2ヶ所通え⁈

          10年以上放デイで働く友人に、いろいろ相談したときに言われた言葉。 放デイは2ヶ所通ったほうがいい。 1ヶ所しか通っていなかった場合、放デイでなにかトラブルがあって「もう行きたくない!」となったら、また放デイ探しを一からやらなければならなくなる。その上「放デイ=嫌だ」になると探すことすら難しくなるかもしれない。 もし2ヶ所通っていれば、片方でトラブルがあって辞めることになっても、もう一方の放デイの日数を増やせばいいだけなので、対応しやすいからと。要するに安全牌を持ってお

          放デイは2ヶ所通え⁈

          理想の放デイ探し

          放課後デイは区内にたくさんありました。でも何を基準に選べばいいのかわからない。 ※このときはまだ家から近い事が必須条件とは知らなかったため、ほぼ理想の話です。 そこで県内の放デイに10年以上働いている友人に話を聞いてみることにしました。友人は息子に会ったこともあるので、特性もよくわかっています。 ①畳やカーペット敷きの場所ではない …息子は重度のダニアレルギーなので、ダニが繁殖しやすい環境は避けたい。 ②清潔感のある …①と同じ理由 ③SSTに力を入れている …息子の

          理想の放デイ探し

          救世主あらわる

          前回の話はこちら いくつか気になる放課後デイサービスが見つかった。でも希望者がみんな入れるわけではない。枠が空いてなければならない。なによりこの中途半端な時期に枠は空いているのか⁈ 不安を抱えつつ一番の候補である放デイへ見学予約の電話をしてみる。 デイの責任者Bさん「何歳の子ですか⁇どんな状況ですか⁇なるほどなるほど〜。お家はどこですか⁇…え…あ…ごめんなさい。枠は空いてるけれど、そこまでの送迎は出来ないんです。」と。 私は知らなかった。放課後デイサービスは学校ー放デ

          救世主あらわる

          放課後デイサービスってなんだ?

          これは8月のお話。 7月に児童精神科へ行った時、先生に言われたことのひとつに「宿題で癇癪がおきるなら宿題を無くしてもらうか、放デイなどでやってきたらいいのでは?障害の有無に関係なく、親と宿題をすると甘えもあり険悪なムードになりがちですから。」というものがありまして。 児童精神科へ行った時の話はこちら そこで初めて放デイとはなんぞやとなったわけです。 つまりトワイライトスクールや学童の障害児版ってこと⁇ 預かりというより訓練や支援をしてくれるところということかな⁇ なん

          放課後デイサービスってなんだ?

          聞くは一時の恥と信じて突き進む

          息子が小学生になり、凸凹特性を強く感じて「なんかおかしいぞ?」と思い発達障害を疑ってから、何をどうしたらいいのかわからず、とにかくネットで調べてました。 誰かのブログ、X(旧Twitter)で誰かが書いたポスト、厚労省のサイト、役所のサイト。とにかく調べ漁った。 だけど厚労省や役所が作成したサイトに書いてある文章の言い回しが難しくて、いまいちピンとこない。 誰かが書いたブログやX(旧Twitter)は、とてもわかりやすいけれど必ずといっていいほど書いてある言葉。 「自

          聞くは一時の恥と信じて突き進む

          歓喜!特児審査通過

          実は事前に何が必要なのか知りたくて、区役所にある障害福祉係の窓口へ行っておりました。 どうやら申請書類は基本的に窓口で記入するそう。ただ強いていうならと、必要なもの一覧表と特児の受給先の口座情報を記入する紙だけ渡されました。 実は私別件で戸籍謄本(1ヶ月と10日経過したもの)を持ってたんですよ。これ使えますかね⁇と聞いたけどダメでした。ルールはルールですからね。そりゃそうだ。 前回児童精神科で特児用の診断書を取得したので、後は通帳やらマイナカードやら諸々持って区役所へ。

          歓喜!特児審査通過

          特児用診断書は諭吉を連れて行け

          特別児童扶養手当、特児ともいうそうですね。 この手当についてもX(旧Twitter)で知りました。 息子のこだわりや感覚過敏、通院などいろいろ対応するのは体力・精神が疲弊するのは勿論だけど、金銭的にもそこそこ負担がかかるので、正直手当としてもらえるものはもらいたい。 児童精神科の先生に、息子の場合は対象者に該当しますか?と相談してみた。 先生「だいたい療育センターがその子を見て診断書を書くけれど、息子くんの場合はたぶん門前払いレベルだろうね。」 私「そうですか…じゃあ

          特児用診断書は諭吉を連れて行け