中年は思ったよりも味わい深い
「ありのままを受け入れる」というのは、受け身の体勢とはだいぶ異なる。真逆と言ってもいいかもしれない。
むしろ、自ら積極的に現状を引き受ける、そうするしかない、と覚悟が決まるのがまさに中年という感じ。これは清々しくて潔い心地です。
失われてゆく若さに囚われていた少し前の自分は、なんだか随分バカバカしく愚かだったな...と気付けるのも、中年になったこの頃です。
誰かの意見に「これこそが!」と答えを見出せたような気になった時もあったけれど、それらは全て他者からの借り物だったな