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『私の物語』〜心が震えた、異文化からのおくりもの 〜 1986 その壱(#1)


皆さん、いかがお過ごしですか?

いつものように、パタヤの端っこから、お届けします。

異文化カルチャーシェア活リレーに参加して、書いた記事

心の底から、あふれた思い

もっと、書きたいなぁ〜って。


だから、私のシェア活、今日から、はじめます。

初めての連載です👍


私の物語』は、私小説的エッセイ。

『私』が時間を旅する中で、その魂が成長する物語。


『私』の経験をシェアすることで、

誰かの心の届いて、

忘れてしまっていた大事なことを、

思い出すきっかけになったり、

悩める方の背中を押したり、

できたらいいな、と思っています。


そして、この物語の『私』は私であって、みんなです。


臆病で、優しくて、強がりで、正直で、繊細で、ピュアな、

みんなです。


だから、シェア活始めます。

それが、たった一つ、『私』からみんなにできる 

おくりもの ” だから。


イントロダクション -序章-


『私』は、とても暗い青春時代を送っていて、、、

ちょうど80年代の半ば。

世間は浮かれて、カラフルな時代だった。


ポジティブな側面があれば、ネガティブな側面があるように、

そんな時代の波に、うまく乗れない家族がいて、

うちは、そっちの方だった。

父の事業の失敗が発端で、ドミノ崩しのように家族が壊れていった。


そんな中で、イジメも経験したりして、

息苦しい中学校を卒業した私は、

新たに始まる高校生活に、少し期待してた。


新しい環境。

子供と大人の間のかけがえのない時間。


笑わないで聞いてほしいんだけど、

『青春』っていうか、、、

キラキラして、ときめいたりして(笑)

そこまで乙女チックで無いにしても、

それなりにね、フワフワしたかったんだ。


でも、現実は想像していたものとは、大きくかけ離れていて、、、

思っていたより過酷で、、、

淡い期待は、すっかり裏切られて、

周りの同世代の人より、早めに自立を余儀なくされた。


何のために生きているんだろう


17歳で親に置き去りにされた私は、

生活費をバイトで稼いで、

生活も、昼と夜が逆転して、疲れた大人みたいだった。

夜遅くまで働くと、朝方まで眠れない。

翌朝、学校なんて行く気力がなくって、、、


出席日数を計算して、最低限だけ授業を受けに行く。

テスト前に一夜漬け。

そんな生活。


夢も希望も持てない。


そう思いながら、生きてた。

目が覚めたら、次の日がやってきて、同じことをこなす。


ご飯を食べるために


『何のために生きてるんだろう』


いつもそう思ってた。

その声をかき消すかのように、こう唱える。

『でもいいじゃん、どうせ世紀末で世界は終わるって、
ノストラダムスが予言してるんだから、、』


はじまりは洋楽


いつものように、バイトが終わり、

家に着くのは、もうすぐ日付が変わるころ。

誰もいない部屋で、『私』はテレビをつける。

深夜のMTV.ベストヒットU.S.A  etc...

音楽だけが、心の拠りどころだった。

うちにはビデオがなくて、録画ができない。

だから、いつも食い入るように画面を見てた。

洋楽を聞く自分が、大人になったような気さえしてた。

アメリカ音楽は大好きだった。

明るくてポップで。

ひと時、現実を忘れられる。


そして、ある日。

衝撃的な出会いが訪れた。。。


『私』の人生の分岐点で、いつもサインと共に現れる。

あの人との出会い。


『私の物語』〜心が震えた、異文化からのおくりもの 〜 1986 その弐(#2)に つづく

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