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くるり発案「あぶないゲーム」がnoteに!

以前、岸田さんから「あぶないゲーム」の話を聞いたnote代表の加藤。面白そうなのでみんなでやってみようということになり、12月某日、メンバー3人とマネージャーの久米さん、noteの加藤、くるり担当の三原が、noteオフィスの会議室に集まりました。くるりメンバーがハマる「あぶないゲーム」とは一体……? #あぶないゲーム

加藤
以前、岸田さんから「あぶないゲーム」の話をうかがいまして、やってみようということで本日お集まりいただきました。まずは、「あぶないゲーム」ってどんなゲームなのか、教えてもらえますか?

岸田
はい。あのー、発案者は、くるりのサポートドラムのboboくんなんですよ。スタジオでレコーディングしている時って、実際の収録以外にも、トラックの整理や打合せなどをやっていて、合間の待ち時間がけっこうあるんですよ。そういう時間にみんなで楽しめるゲームを考えていて、ちょうど女子のメンバーが入ったというところで、それまでになかったような色んな遊びを考えてたんです。  

佐藤
その前に、ファンちゃんをメンバー内で誰が一番可愛く撮れるか競うという流れがありましてね。

ファンファン
韓国にライブに行った時です。

岸田
あー、そうそう。これ俺が撮ったんや。 

佐藤
で、日本に帰ってきて、スタジオでレコーディングしてる時にね、一時二時と深夜をまわってくると、みんなナチュラルハイになってきて、またファンちゃんを可愛く撮るゲームがはじまったんですよ。

岸田
なんかみんなでファンファンを可愛く撮ってるのに、本人は納得してない様子で。

ファンファン
えーこんなん私ちゃうわと思って、自分で撮り直したりしてみました。だけど、周りからは、自己評価間違ってんちゃうという反応で(笑)

岸田
で、ようやく「あぶないゲーム」の話になるんですけど、みんなでそれぞれ自撮りをやってみようという事になりました。まさか僕らみたいなおじさんミュージシャンが、自撮りするようになるとは思わなかった(笑)

加藤
オジサンは自撮りあんまりしないですよね。岸田さんは、自撮りに対して、どう思っていましたか?

岸田
普通、しないですよね。なんか僕、自撮りをしてTwitterのアイコンにしているような人たちに、ナルシストじゃないけど、何調子のってるねんみたいなそういう気持ちが根本にはあったんですけど。でも、本当はね、みんな実はしてみたいんじゃないかと。

加藤
おおー。自撮りを?なるほど。そうなのか。

岸田
まぁ自分たちは表に出る仕事だから、写真を撮られる際に役立つんじゃないかとか言いながら、その時はただ面白そうだからやってみよう!というノリでやってみたんですよ。

加藤
で、どうやればいいんですか?

岸田
とりあえずルールは、制限時間を10分とか15分とか決めて、みんな散ってそれぞれ写真を撮るんです。自分の。ぼくらは最初スタジオでやってたんで、スタジオ内のいろんなところでね。

佐藤
スタジオってけっこういろんな照明があって、しかも大体ダウンライトなんですよね。ダウンライトうまく使うと、いい感じで撮れるんですよ。

加藤
なるほど。みんながそれぞれの場所で撮影してる風景はちょっとシュールですね(笑)

ファンファン
あれは見られたくないですよ(笑)

岸田
携帯のインカメで色んなポーズで自撮りして、それが終わったと。で、みんなで何事もなかったかのように集合して、LINEのグループにあげはじめて(笑)。これがもう面白すぎて。

一同
(笑)

佐藤
いや、ほんまに面白いんですよ。そこの現場にいない人も、それがグループのタイムラインにあがってきたら、自宅でもいる場所でなんか撮って送ってきたり。

加藤
たしかに、それはかなりあぶないゲームですね。

岸田
非常にあぶないゲームですよ。ひとりでやってもあぶなくないので、3〜4人以上の気心のしれてる人たちでやると盛り上がります。

加藤
飲み会でやると、盛り上がりそうですねえ。

岸田
そうそう。大事なポイントがあるんです。ふざけると面白くないです。

加藤
はいはいはい。そこ聞きたかったんです。

三原 
すごく緊張してきたんですけど、初心者はどういう気持ちでのぞめばいいんですか?

岸田
本気でやってください。初心者向けとしては、例えば自分が雑誌のカバーを飾るとしたら?自分が広告のモデルになったら?自分のまぁ俺らの業界用語でいうとアー写を撮ると?と想像しながらやるといいと思います。 意外とやってみるとわかるんですけど、自分はこんな表情を持っているのか、ということに気づきます(笑)

一同
(笑)

岸田
でね、普段からそんなんばっかやってる人がやっても面白くないと思うんですよ。

加藤
なるほど。自撮りに抵抗がある人がやるのがいいんですね。

岸田
そうなんです。

加藤
僕、自撮り一回もやったことないですよ。恥ずかしすぎますよ。

佐藤
自分もそうなんですけどね、人に撮ってもらう写真って、表情やポーズが決まってきてしまうんですよね。口角をきゅっと上げたり、歯をだしてにーっと笑ったり。で、ポイントは、そうじゃないところを、自分で探すっていう。

岸田
プロデュースですよね。今の時代に必要とされている、自己プロデュース!

一同
(笑)

ファンファン
他の人の写真を見て、この人このポーズを一番いいと思ってるんやというのがわかるのも、面白いんです。ズレとるわ〜とか(笑)。

加藤
これ、中途半端に逃げに走ってはいけないということですね。

岸田
盛り上がらないですよね。撮るときは必ず本気で。ピュアな状態で自分と向き合う、孤独との闘いで、自分を解放する作業です。

佐藤
自分の何かしらをこう抑えこまないと、できないです。ゲームが終わった後、カメラフォルダの自撮り写真全部消しますけどね(笑)。誰かに写真を見せる時、自分のキメ顔だらけとか一番見られたくないですから。

岸田
そういうのも含めて、色んな意味であぶないんです。

加藤
じつは何日も前から、これを考えると憂鬱でした……。

岸田
それは逆に、楽しみで楽しみで、しゃーないですね(笑)。今回の参加者は、我々くるりメンバー3人と、くるりのマネージャーの久米、noteの加藤さん、三原さんですね。初心者もいるので、少し長めに30分くらいの時間制限にしましょうか。

佐藤
制限時間は30分で、ひとり推し写真を最低3枚でどうでしょう?

加藤
えっ、30分も自分と向き合うんですか!そして3枚も…因みに写真の加工はありですか?

岸田
今回はなしにしておきましょう。やっぱり撮影のテクニックに集中してもらって、光の当たり具合と、背景に何があるかという演出と、例えば屋上に行ったら風に吹かれてる自分なんかとかね。

佐藤
とりあえずはみんな、屋上行ってみたいと思ってますよね?ぼくいま夕日の時間っていつだっけって考えてますからね。

一同
(笑)

岸田
そこで逆光で映るオレ、とかね(笑)。あと、やっぱ基本的にはアップ目の方がいいと思います。あと、ゲーム中にゲーム参加者に出会ったりとかしたら、何も言わず、会わなかったかのように逃げてあげるようにしましょう。

佐藤
とんでもないポーズをしている場面に出くわしたりしますからね。

加藤
noteのオフィス全体と、あとこのビルの屋上を使っていただいて構いませんので。それではそろそろ。

岸田
はじめますか。

三原
今16時13分なので、屋上とか場所の案内をして、終わったら制限時間30分ですね。

一同
よろしくおねがいします!

岸田
やった後に、もっと自分できたんちゃうと思ったりするので、全力でお願いします!

それぞれ自撮りをはじめる参加者たち。

(30分後)
それぞれやりきった表情で、会議室に戻ってきた参加者たち。 

岸田
どうでしたか。

加藤
いやあ、このゲームあぶないですよ。

三原
だんだん楽しくなってきました(笑)

岸田
楽しくなってきますよね。では、みなさん、写真をセレクトしてください。

 (一同、写真のセレクトをはじめる)

岸田
いやーおれ自信あるわ。いままででいちばん。

佐藤
目線はずすワザとか、だんだん覚えてくるんですよね。

岸田
そう、あるね。横を向いてね。カシャッと撮るね。

ファンファン
いやー、ばかやわー自分。

加藤
これは終わったら消しますよね。ぜんぶごっそりと(笑)

佐藤
よーし、どれからいこっかなー(笑)

(数分後)

岸田
はい。じゃあ、あげていきましょう。みなさん自信のある3枚をLINEグループに投稿してください。

一同
はーい。

岸田
じゃあまずはぼくから。 

一同
おおー。かっこいい!

加藤
さすがですねえ。次はだれが? 

一同
はははははははは。

ファンファン
うるさいよ。みんな(笑)

佐藤
いいねえ。ファンちゃん。じゃあぼくも。

岸田
(爆笑してむせる)

加藤
表情がすごい!(笑) 

一同
(爆笑)

岸田
久米くん、どんな表情や(笑)

岸田
いいっすねえ。加藤さん。

加藤
そ、そうすか(照) 三原さんもいってください!

ファンファン
かわいい!

加藤
ワザがありますねえ。

岸田
おれ、次すごいワザ行きますから。

佐藤
おれもすごいワザ行きますよ。

一同
わはははははははははは。ははははは。

岸田
佐藤くん、これはなんなん?(笑)

佐藤
ウオーターサーバーの空ビンをね。 

一同
おーーーーー。

ファンファン
表紙や!表紙!

三原
すごい。夕日をキャッチしてる。

岸田
いい時間帯にいったね。屋上。

一同
(笑)

岸田
佐藤さん。どこの中田ヤスタカさんや。

一同
かわいい!

……ということで、あぶないゲーム、まだまだ続いていきました。以下に残りの写真をぜんぶあげておきます。あぶないゲーム、年末年始の宴会などにぜひみなさんもお試しください。ハッシュタグは #あぶないゲーム で!

 

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