タツノコプロ原作のWOWOWドラマ『DORONJO/ドロンジョ』で、令和4年5/18に主演が池田エライザさんと公式発表されたと同時に、原典アニメである昭和52年1/1にフジテレビ系アニメ『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』初回で初登場したドロンボー一味の三悪トリオのリーダーであるドロンジョ様の本名が、ドラマ放送に合わせて【泥川七音】とタツノコプロ側から公式認定されたのが最大のサプライズとなっています。

https://news.livedoor.com/topics/detail/22180051/

過去に『帰ってきたウルトラマン』に登場するウルトラ戦士の正式名称が映画『ウルトラマンZOFFY』公開に合わせて【ウルトラマンジャック】と公式設定されたケースがあるのですが、過去作の後付け設定が公式に実現すると感慨深いものになります。

十数年前に『ヤッターマン』のドロンジョ様の本名が【ササッガワ・ヒロッコ】というウワサが出てきて、ニュース記事サイト『アニメ!アニメ!』の第7回声優アワードのニュース記事で“ササッガワ・ヒロッコ”が記載されたこともあり、公式設定と思い込んでいたものです。

その後ツイッター上で、ドロンジョ様の本名はササッガワ・ヒロッコ説が“ガセネタ”であるとスタッフ側からの公式見解が記載されたツイートがありましたが諸事情で削除されてしまい、再びササッガワ・ヒロッコ説が出てくるようになってしまいました。

20世紀後半の雑誌・児童書におけるアニメ・特撮の記事は編集側が独自に設定した記事も見られたことから、ササッガワ・ヒロッコ説も放送当時の雑誌記事から出てきた可能性もありえそうです。

ちなみに『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』第1話のドロンボー一味のメンバーでフルネームが明らかになったのは〈ブツクサ・ボヤッキー〉だけで、ナレーションの人物紹介からです。

タイムボカンシリーズ1作目『タイムボカン』のマージョ一味の巨大メカの総称として【メカニマル】が日本語版ウィキペディアに記載されているのですが、ガセネタかどうか公式見解が未発表の状況です。

今後の『ヤッターマン』関連の書籍・グッズ展開におけるアピールや『タイムボカン』シリーズ初の連続ドラマ『DORONJO』が成功して、ドロンジョ様の本名がササッガワ・ヒロッコではなく【泥川七音】であることが広まってほしいと祈っております。